別名「はなあるき」 この絶滅した動物をしっていますか?形は小さなゾウさん。鼻の手術つをうけたので、思い出した。なにが特徴かというと、ゾウさんとは全く逆さまに、ラッパ状の鼻で立って歩くこと。南の島のダーウィン研究所が水爆実験のため水没して、その島にだけいた「はなあるき」も共に絶滅。写真類も完全になくなって、わずかにスケッチだけが残っていた。ゾウが鼻で歩くことを想像してみたいただきたい。それはそれは可愛いイラストが表紙を飾り、当時ベストセラーになったのを覚えている方もおられるでしょう。学名もラテン語で記されていて、かなり専門的な研究書のようだった。私も夢中になって、電車の中で口角泡をとばす勢いで、興奮して友人に説明した。だが、その人は一向に興味を示してくれない。ところが、読み進めていく内に、なんだか変だぞ・・・バッハを聞いてすぐに復唱したなんて・・・ゾウの親戚みたいのが????まもなく続編で秘密があかされた。あれはぜーんぶ嘘っぱち。本物の動物学者が書いたジョーク。たぶん世界の何カ国かで大勢の人がだまされたのだろう。どうりで、ちゃんとした学術書の体をしていると思った。大笑い。中には本気で怒る人もいたかしら。いまはもう絶版だと思うけれど、もういっぺん読んでみたい。
私も著者にしてやられました
返信削除ただ既に事実かどうかよりもあの種の動物の存在がリアルに記憶にあり、そしてそれがとても大切に思えます
まことに人の想像というのは怖ろしいというか素晴らしい
で実際はどうなのでしょうか(笑)。長~い時間の中で神は様々な「実験」をしてらっしゃる……こうして私の頭の中でその存在が確かなものになっていくのでした
おー、同士 鼻行類スキーよ。ハラショー。
返信削除ブルータスお前もか。(意味違う)
でも、本当に面白かったですね。今でもあのイラストが
目に浮かびます。
あんな面白い事考えて、しかも後の騒ぎをおそれずに、出版した勇気はたたえられるべきですよね。
「変な生き物」という本をもっていますが、それを見ると、鼻行類などまともに見えてきます。ずっと、実在しているようにみえますから、もしかしたら・・・