2013年1月11日金曜日

ピアニストは超まじめ

今日は月例の「弾く会」。ピアニスト3人、ヴァイオリン、ヴィオラ各1名ソプラノ1名。これが常連で、私は去年暮れから忙しくて体調不良だったので、久々の参加となった。その間ピアニストとヴィオリストは着々と爪を研いでいたらしい。今日行ってみたらもう以前のプログラムとはがらっと変わって、皆さん新しい曲に挑戦している。ピアニストという人種は本当に勉強が好き。私は新しい曲を発掘出来ず、先日ケアハウスで弾いた「ケーゲルシュッタットトリオ」を弾いてお茶を濁す。私の不調は咳が止まらないことで、せっかく加湿器を入れてやっと良くなったと思っても、又ぶり返すの連続。しかも、私が咳き込み始めるとたまさぶろうが図に乗って「もう起きたよね。ご飯食べたい」とうるさくわめき立てる。あんないい子だったのに、たまはどうしてこんな子になってしまったのか。親の顔が見たい。それで睡眠不足と疲労のため、なかなか咳が抜けない。風邪の症状もない、熱も出ないのに、なんだか弱ってきている。さて、今日の「弾く会」の会場のOさんの家は荻窪の閑静な住宅地にあって、広いピアノ室には書画骨董が美しく飾られている。ところが去年お母様が亡くなって、もうこんなに沢山の部屋は必要なくなり、維持が大変なので減築することになったという。100坪の広い敷地は二つに分けられ、半分は庭にして部屋数を大幅に減らすらしい。お姉様とそのおつれあいとの3人暮らしには家自体が大きすぎる。それで、改築の間「弾く会」はここでは出来なくなる。もう一人のメンバーNさんのお宅も広々としているけれど、私の家からは遠くなる。反対に私の家まではNさんが来るのが大変。Sさんのお宅のピアノ室はグランドピアノが2台入っていて、あとのスペースにはこれだけの人数は入らない。先年ご主人を亡くされて大きな家に一人暮らしだから、部屋を広げればいいのにと言ったら、それも考えたけど工事をしたら防音効果が心配だという。新築の時にピアノ室だけは専門の業者が入ったので、他の建築部分とうまくつながるかどうか心配らしい。さては一人で夜中に練習しているな。がっしりした家だから昼間なら音はほとんど気にならないと思う。夜中だとそうはいかない。ほんの少し漏れても近所迷惑になる。彼女の家の隣が引っ越して更地になっているから、あれを買ってホールを作って!と提案したけど却下された。我が家は広さは十分だがピアノがスタインウエイではないし、皆の家から遠くなるのが難点。やはりピアニストたちはいい楽器で弾きたいと思う。だれか私にスタインウエイを買ってくれないかなあ。

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