2011年9月19日月曜日

悪夢が現実に

9月14日の記事「悪夢」投稿したとたんに現実となった。今朝カレンダーで確かめると今日は休み。やれやれ一日中グダグダして夕方には整体にでも行って、昨日の疲れを癒してもらおう。ベッドの上で施術されながら眠るのは至福の時。昼食を終えて、さて少しヴァイオリンを弾こうとしていたら、電話のベルが鳴った。どうせまたセールスだと思ったけれど、聞こえるのは聞き覚えのあるNさんの声。「ねえ、どうしたの?」えっ、今日?今日は何があったかしら。一瞬頭が真っ白になった。仕事に穴をあけたか。ああ、やってしまったか。「今日は開港記念館に行く日よ」あらま、でも、私のカレンダーには書いてない。「この間あなた携帯に入れたじゃない」し、しまったー。コンサートは2時からだから、その前に待ち合わせてお昼ご飯を一緒に食べる約束をしていたのだ。顔も洗っていないしパジャマのまんま。急いで行けばコンサートには間に合う。疑り深い私はなおも自分が間違えていないことを確かめようとカレンダーを探すと、確かに開港記念館という項目が10月10日に書いてある。もしやNさんのミスでは?でも、絶対にミスをしない人だから、やはり私が悪いのだろう。なおも、ホームページで調べたらやはり、今日だった。急いで顔をあらって出かける用意。こんな時化粧をしないですむのがありがたい。開演10分前頃会場に着くと、まあ、懐かしい顔、顔。私たちのいる一角がひと際華やいでいる。席はちゃんととっておいてくれたので、やれやれ。今日は古楽器のチェロとコントラバス、チェンバロの組み合わせで、なんとも心地よい音域と音色に、ぐっすり寝込んでしまって、周りの人をあきれさせた。だって、昨日の疲れが残っていたし、すごく気分のいい音なんだもの。それは悪夢とは程遠い、すてきな心地よさだった。

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