2011年9月21日水曜日

折り畳み自転車

私がブツブツ自転車について書いていたら、別のブログから折り畳み自転車のお勧めがあった。以前から折り畳み自転車を買おうとは思っていた。友人の別荘に一つ置かせてもらえば行った時に何かと便利だし、車のトランクに入れておけば旅先で乗れる。ルノーのとてもよさそうなものがあるので、10月になったらショップに行って試乗させてもらおう。ただ、買い物をして荷物を載せるなどの実用性はないから、もう一つそれ用と少しスポーティーなのも・・・あれやこれや、考えると3台はひつようになる。それは贅沢すぎるから、やはりママチャリになってしまうのかなあ。小さな50ccのバイクもいいなあ。などと言いながら結局実用性が先に立つ。今乗っている車を選ぶ時もそうだった。可愛いスポーティーなタイプを買うつもりでショップに行ったけれど、結局試乗しているうちに、もっとも無難な車になってしまった。先日友人のご主人が亡くなって、彼の車がぽつんとさびしげに車庫に残されていた。アルファロメオの二人乗りの素敵な車。彼が生前言っていたそうで、この車はとても癖があって乗りにくい。だけど、走らせていると気持ちがわくわくするんだよ、と。なるほど、そういうものなのか。この次車を買うとしたら、おそらく私にとっては最後の車になると思う。その時にはわくわくするような車にしよう。人もそう。少し扱いにくい人の方がいい。なんでも思い通りになるよりは、少し手こずる人の方が面白い。子供の頃ヴァイオリンとピアノを弾いていた。ピアノの先生がやっきになって私をピアニストにしたがったけれど、結局楽器のなかでも特に気難しいヴァイオリンを選んでしまったのは、そんな理由だったのかもしれない。

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