2013年8月18日日曜日

満員御礼

2時からのヤルヴィホールでのコンサート。軽井沢や八ヶ岳などから知り合いが続々会場に集まってきた。学生時代の同級生のHさん夫妻が大勢のお知り合いを連れてきてくださったし、渋谷の音楽教室の人たちも客席に見つけて、本当にうれしかった。ほぼ満席。こんな辺鄙なところでも会場の音響の良さとプログラムが魅力的なこと、それぞれの人脈でこれだけ集まるのはありがたいことで、主催者の服部さんの長年の努力のたまものだと思う。私は去年からの参加なので演奏だけしているが、スタッフの皆さんの陰の力が大きい。コンサートの下準備、食事の世話をしてくれる人、会場のセット、お客さんの受け付けなど、華やかに演奏している陰にはたくさんの人の助けがあるということに私たちはいつも感謝している。ステージに立つ人たちの陰にはその何倍もの人の力が隠れているのだ。本番はいつも緊張するけれど、今回初参加していただいたチェリストの舘野英司氏の演奏に支えられて無事終了。彼は1年半前に病気で手足に麻痺が残ったが見事に復活。最高のリハビリがチェロを弾くことだそうで、さすがにベテランの風格で私たちを支えてくれた。若くて上手い人はたくさんいるけれど、こんな風に共演者に安心感を与えることは、たくさんの経験を積まないとできるものではない。無理なお願いを快くきいてくださったことに感謝、皆のありがとうが飛び交ってコンサートも終わり、夜更けまでセミナーハウスで語り合って、そしてお別れ、来年私が果たしてヴァイオリンをひけるかどうかおぼつかないが、再会を約束してそれぞれの帰路についた。今一人でコテージに残って木々の朝日のあたる気持ちよさを満喫している。今日は軽井沢の友人の別荘までひとっ走り。暑さを避けて少し滞在するつもりです。

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