2013年8月18日日曜日

のんちゃんの別荘

北軽井沢にあるのんちゃんこと田畑淳子、精一夫妻の別荘でひたすら昼寝をしている。思っていたよりずっと疲れていたようだ。到着してすぐにお隣に住むHさん、Оさんのお宅で昼食をいただいた。お二人の女性は料理上手で、いつもすごく美味しいものを食べさせてもらえる。ツナのカナッペ。レーズンブレッドにブルーチーズとマーマレードを載せたもの、ラタトゥーユなど、広いウッドデッキで白ワインを飲みながらゆっくりといただく。じっくりと味わっていたが、眠さに勝てずにそばの揺り椅子に腰かけるとあっと言う間に眠ってしまった。目が覚めると目の前にはしたたるような緑の木々が美しい。少し起きて話に加わって又すぐにとろとろと眠りに落ちる。そうやって何回か寝た後は庭伝いに行けるノンちゃんの家に戻って、今度はリビングのソファで横になって寝てしまった。田畑夫妻は有名なお人形作家と絵本作家のカップルで、お二人とも素敵に魅力的な私の大好きな人たち。木の皮を張った外壁のかわいい別荘はおとぎ話に出てくるような雰囲気で、毎年夏にここでバーベキュー大会が開かれる。今年は仕事の都合で参加できなかったので、松原湖の帰り道立ち寄って泊めていただくことにした。すぐわきに川が流れていてせせらぎの音が涼しさをさそう。今年の暑さがいつにもなく体に堪えていたようで、昨日緊張の糸がきれるとすっかりゆるんだものだからひたすら眠い。ノンちゃんはすごくおおらかなのに本当に繊細で、私のそんな様子を察していたみたい、昼食が終わるとさあ、昼寝をしましょうと言ってご自分も部屋に引っこんでしまった。ありがたくのんびりさせてもらった。ノンちゃんに初めて出会ったとき、なんて素敵な人なのかしらと思った。ご主人の精一さんは超ハンサムで頭脳明晰、のんちゃんがそんなご主人を心から好きな様子を見ていると、こちらまで幸せな気分になる。年をとることで魅力を増していくことはできるのだと、このお二人をみているといつもそう思う。

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