2010年11月8日月曜日

昨日の今日

寄る年波でなにかイベントがあった後は、非常に疲れる。昨日のコンサートでは、小柄な私がヴィオラを弾いたため、体にえらく負担がかかって、事の外つかれた。夜、指圧に行くと、右肩の付け根がバリバリになっていて、でもこれは昨日今日の疲れ方では無いと言われた。長年の疲れで筋肉がグチャグチャになっているので、修復は不可能だけど、柔らかくすることは出来るそうだ。筋肉も、他の部品も古くなっているのだから、仕方がないけれど、もう少しヴァイオリンを弾いていたいから、大事にしないと。大体、楽器を弾こうなどという人種は一種の偏執狂だから、何をやっても度が過ぎる。始めると歯を食いしばって追求する。私が今年の初めに毎日一万歩を目標にしてから、膝は痛む、疲れて他の事は一切できなくなる等の障害が生じているにも拘わらず、むきになって歩いたために疲れはててしまったのも、そのいい例。聞けば、そんなに歩くのは一週間に一日くらいでいいそうだから、完璧にオーバーワーク。それでこの頃は、カラスの家族に会ったら帰ってくることにしている。ちょうど半分くらいで、これなら気分よく一日が過ごせる。かえって元気が出る。私の友人が水泳をやっていて、ある年の初泳ぎの時に、手はどうなりますか?足は?とインストラクターに詰め寄ったら、「マアマアまだお正月ですから、ゆっくりやりましょう」と言われたそうで、彼女は「私たちって何でもストレスになっちゃうのよね」と笑っていた。いつも楽しみで始めたはずの遊びが、いつのまにかストレスになることはよく経験する。これは自分だけでなく、日本人全般の傾向かもしれない。

0 件のコメント:

コメントを投稿