2010年11月29日月曜日

美肌大作戦

すっかり歳をとってしまって、かつての輝く白い肌はダルネシアン状態。ゴマフアザラシとも言える。シミが浮き出て特に手は自分で目につくので、耐えられないほど汚く見える。そこでエステに行ってみたけれど、結果が出るのは相当長く待たなければならないので、いっそのことレーザーで取ってしまおう・・北里研究所病院が良いというので、さっそく出かけてみた。診察室の奥まった一角に、そこだけピンク色のちょっと浮いた感じの診察室がある。看護婦さんも受付も美人揃いで、エステの雰囲気がする。担当は女医さんで、これも美人。そうだよね。美容センターに私のようなおばさんがいたら、クライアントはみんなガッカリするに違いないものね。まず洗顔指導から始まる。私は不精にかけては人後に落ちない。洗顔もぬるま湯でチョット洗うだけ。洗顔料も使わない。それは正解だそうで、おやおや、とんだところで役立つ不精もあるのだなあ。しかし、もしも石鹸で洗うならおそろしく泡立てなければいけない。看護婦さんが泡立てた石鹸は、もはや石鹸以外のもの、マシュマロみたいに弾力があって、ほんの少し暖かい。全く水でやっているのに。それを顔にペタリ、ペタリと貼りつけるように押し付ける。洗い流すと普段の石鹸洗顔と違って、つっぱった感じがない。ふーん。診察室に入って肌チェック。肌は丈夫な方で、大抵年齢の割にはと但し書きがつくけれど、ほめられることが多い。今日もちゃんと肌理があって良いとのこと。でもその上に、憎っくきシミが居座っている。こいつを追い出さないと夜も眠れない。昨日も友人から、いびきかいてよく寝ていたわよ、よ言われたばかりだけど。一番ショックだったのは、一切化粧品は塗ってはいけないと言われたこと。まあ、不精してしょっちゅうスッピンですが、でも、コンサートに行く時やステージにあがるときには多少塗らないと恥ずかしい。それから、日焼け止めを塗らないようにとも言われた。おおい、スキーのシーズンどうするの。今全くスッピンだけど、なんだか気持ちがいい。とすると、今までどれだけ無駄なお金を使っていたことか。高い化粧品、エステ、ああ勿体無い。この結果が吉とでるか、凶とでるか、半年位かかるらしい。半年後シワシワになっていたらどうしよう。

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