2010年11月10日水曜日

遊び?仕事?

私たちは普通のお勤めに行く人達とは生活形態がだいぶ違うので、周りの住人の目には遊んでいるようにみえるらしい。午前中に家にいるし、楽器ぶら下げて出ていっても、おそらく趣味のお稽古と取られているらしいのは想像がつく。なくなった母もいつも言っていた。「今日は仕事なの?遊びなの?」自転車置き場のおじさんも「ヴァイオリン。ほう、いい趣味だねえ」絶対に仕事と思う人はいない。ステージで血相変えて演奏しているのを見ている人でさえ、「好きな事が出来ていいですねえ。楽しみで。」冗談でしょう。お宅のご主人と同じく、腸がよじれる思いで仕事してるのに。とは云え、どうも自分自身でも仕事が遊び感覚、いや、人生そのものが遊び。苦労は勿論あるけれど、好きな事だけやっていたら、こうなってしまった。今朝、友人から電話があって、次の仕事に行く時に「前の日から近くに泊まらない?」との提案。場所は家からそう遠くはないけれど、「時間が9時半と早いから大変でしょう」そういわれればそうね。賛成。もう一人誘って三人部屋に泊まる相談は、即座に議決された。泊まるのはいいけど、前の夜おしゃべりをして夜更かしすると、次の日の仕事は悲惨なことになるから、眠らないと。でも、せっかく3人揃ったのだから・・・ウフフ、楽しそうだなあ。これだから、仕事か遊びか傍目にも自分でも区別がつかなくなる。わが雪雀連というスキー愛好グループの忘年会を兼ねたコンサートが毎年行われる。殆どの人は音楽以外の仕事だけれど、楽器演奏や歌を披露してから宴会に移る。そこでも、昼間さんざん仕事してきた私たちが、飽きること無く演奏するのを見て会長の山田氏曰く。「本当に好きなんだねえ。あんなに毎日弾いているのに、まだ弾いて。」はい、本当に好きです。

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