2010年11月26日金曜日

秋雨

小春日和の投稿した途端、雨模様になってきた。低気圧がくると血管が収縮するそうで、それでいろいろな症状が、例えば頭痛や憂うつ感などが起きるそうで、納得。子供の頃から「私ってお天気屋さん」と思っていたから。天候で気分がものすごく左右されることを実感していた。他の人達はいつ見ても冷静なように見えて、自分だけ特殊なのかと思っていたけれどそうではなく、私のようにスグに表に出さないだけなのだとこの頃ようやくわかってきた。熟慮する脳の持ち合わせがなく、アッという間に顔や言葉に現れてしまうので、内心の隠しようがない。偶然お目にかかった人に「わあ、暫くね。お元気?」と言われて絶句。でも悪いから「本当に暫くね。元気よ。」と言ったら、「私のことわからないでしょう。顔に書いてあるわ」と言われてしまったこともある。ずいぶん以前のこと、北海道にスキーに行くために羽田空港で札幌行の出発便を待っていた。その日は大雪でいつ飛ぶかわからないので、ぼんやり腰掛けてごった返す人たちを見ていた。突然頭の上から声がして「もしかしたら**さん?僕**です」と言われた。背の高い男性が上から見下ろしている。ジッと見ていると、かすかにかつての小学校の、クラス一のヤンチャ小僧の面影がよみがえってきた。「ああ、**君ね。まあ、何十年ぶりかしら」本当に懐かしくうれしく、暫く話をして彼は行ってしまった。
ちょっと考えると、彼のことは向こうから言われなければ全くわからなかったのに、どうしてアチラは私のことがわかったのか。ということは小学校以来なんにも変わってないってこと?普通大人になると、見違えるように美しく洗練されたりするのに?彼は当時のいがぐり頭の悪戯小僧が、堂々と立派になっていたというのに。複雑な思いでした。

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