2014年4月18日金曜日

びっくりさせてすみません。

前回の投稿が、みなさんを吃驚させたようですみませんでした。

原稿は初めとお終いの部分は、最終検査結果がきてから書き加えた。
中程は肺がんのリスクを示した検査結果が一ヶ月ほど前に来た時に書いて保存、後は精密検査待ちで、投稿するつもりだった。
結果が出るまで最後の部分を残しておいたので、たっぷり時間をかけて推敲が出来たのが、長くなってしまった原因。
いつもならほんの10分くらいで書き上げるのが、毎日保存された原稿を見る度に、あれもこれもと付け加えたので。
本当にガンだったなら、この先闘病生活を書く予定だったが、このしぶとい私がよもやそんなことはあるまいと、多寡をくくっていたようなところもあって、しかも良くいうでしょう、美人薄命って。
私は自分の顔は結構好きだけど、決して美人でないことは百も承知。とても面白い顔だと思っている。
その「面白い」というのが私の人生の最も重要なテーマになっていることに、最近気が付いた。
あまり好き嫌いしない方だが、人を好きになる条件として「面白い」というのが第一条件になる。
面白い人は押し並べて頭がいい。
私の周りには、これでもかと言うほど「面白い」人が溢れている。
私が特に親しくしている人達は、良く言えば個性的、ひねって言えばアクが強い。
人間は頑固でも怒りっぽくても構わない。ずるくなければ。
食べ物だって、においの強い味の強烈なものがいい。
いつぞや、若い女性に問い詰められた。
「セロリお好きですか?え、本当に?本当に好きなんですか?」
何度も詰問されたけれど、「ええ、本当に好きよ」と言うと、信じられないという顔をされた。
野菜は特に好きだけど、臭いのあるものの方が好き。
セロリは食べると、体の中に清涼な風が吹くような感じがする。
だから「せいりょうり」と言うのです。あはは、これはガセ。

万一本当に病気になっていたら、治療状況や自分の心の葛藤なども面白がって観察したことだと思う。
元々物事に驚かない方だから、ガンが見付かったからと言って大騒ぎはしないと思うけれど、やはり肺がんは最もいやな病気の一つなので、罹りたくはない。
怖くないと言えば嘘になる。
アミノインデックスの値が大変高いのは不気味で、今回ガンの可能性が見付かったのは、むしろラッキーだったかも。
これから発芽するところかも知れないし、こうなると毎年ちゃんと検査をするようになるから、この騒ぎはムダにはならない。
それも、小田部さんのお陰で。
彼女とは喧嘩ばかりしていたのに、何かを始める時はいつも一緒に協力し合った。
生き生きと目を輝かせて楽しげに、次々とアイデアを出してきた小田部さん。
彼女も私に負けず劣らず、面白がり屋さんだった。
リンパ節をとらないとどうなるかわかっていながら、クラリネットを持てなくなるという理由で手術を拒否した彼女は、一足先に天国に行ってしまった。
せっかちなんだから、もう!

























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