2014年2月16日日曜日

猫孝行

金曜日夜大雪の中、ピアニストが我が家に合せに来てくれたので、終ってからお寿司やサンドイッチやケーキをつまんで楽しくお話をした。
その夜、少し脂っこい物を食べ過ぎたかなと思って重たい胃をさすりながら寝た。
翌朝目が醒めると猛烈な吐き気と体中の痛み。
節々が悲鳴を上げている。
今日のコンサートに備えて練習量を落として体を休めていたのに、この関節痛はなに?熱があるの?
案の定高熱がでていた。
それからは気持ちの悪さと痛みで起き上がることも出来ない。
思わず呻いてしまうほどの強烈な気持ちの悪さ。
それでもとにかく水分補給をと思って、1時間毎に飲んではベッドに倒れ込むということを繰り返した。
本当はポカリスエットなどのスポーツ飲料を飲むといいのだけれど、買いに行くこともできないから白湯をのみ続けた。
ひどい右腹の痛みが起きて、これは盲腸炎ではないかと思ったけれど、病院は休みだし、いざとなれば救急車ものだなあと思いながらウトウト眠った。
よくもまあこんなに眠れる物だと思うほど眠った。
丸1日眠って目が醒めると少し気分が良くなっている。
恐る恐るおかゆをお茶碗に半分食べて見ると、お腹に収まった。
あんなに寝たのだからもう眠れないと思ったけれど、横になっているとすぐに又眠ってしまった。
脇腹の痛みはもう無くなっているのでほっとした。
盲腸炎などでなければ、たぶん胆石かも。
母も姉も胆石だったから、私もその気がありそうな。
それならなおのこと早く流してしまわないと。
金曜日にちょっと脂っこいケーキを食べ過ぎたようだ。
最近脂物を食べると時々気分が悪くなるから、急性の消化不良かも知れない。
今朝目が醒めると熱は平熱、気持ちの悪いのも収まっていた。
大雪の2日間が明けて上天気。
私はやはり晴れ女なのだ。
これが1日ずれていたらコンサートは惨憺たるものになっていた。なんせ立っていられなかったのだから。
もし立てなかったら椅子を用意してもらおうなんて考えていた。
大雪の中来てみたら演奏者が青息吐息なんて状態だったら、お客さんは踏んだり蹴ったりでしょうから、良かった。
私はコンサートのコンディション作るのには馴れているつもりなのに、去年も熱中症で高熱を出したり、最近はやはり体力が落ちていることを実感させられる。
若いときと同じように頑張るのはもう無理なのかも知れない。
まして今回は急遽決まったので準備期間が短かった。
たとえ大きなコンサート会場でも小さなサロンでのコンサートでも、私たちの気持ちはいつも同じだから全力投球する。
どんな時でも気軽に出来るものでは無い。
ガクタイはいつも巫山戯ているのに、こと演奏に関しては超まじめなのです。
私がずっと寝ていたらたまさぶろうは大喜び。
ずっと私にしがみついて幸せそうにゴロゴロ喉を鳴らしていた。
とんだところでたまさぶろう孝行が出来た。






























2 件のコメント:

  1. ええっ、大丈夫なんですか。胆石、お医者さんで一度見てもらっては。
    無理をしないで、といっても、無駄そうだからいいませんが、忙しすぎですよ。 健康第一です。 たまさぶろうちゃんを見習って、もっと怠惰になってくださいな。

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  2. ご心配ありがとうございます。
    でも今日は演奏もして後の寿司パーティーもしっかり参加。
    いつもより量は少めでもちゃんと食べて参りました。
    心残りはさすがにケーキが食べられなかったくらいです。
    今月末に人間ドックにはいってまいります。

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