2014年2月26日水曜日

防犯

私の自宅は一階は全部駐車場になっていて、夜はノラ猫やノラ人間のたまり場になっているらしい。
時々食べ物の包装紙や飲み物のパック類が落ちている。
駐車場に車を停めている人が、若い人が時々たむろしていると言っていたので、その連中のものらしい。
それだけなら別に構わないのだが、時々悪さをする人がいる。
先日は自転車が3台、なぎ倒されていた。
それとテーブルが1つ、横向きに置いてあったのが見事に真っ逆さまになっていた。
風の強い日だったので、初めは風のせいかと思った。
でも、竜巻でも起こらない限り、テーブルが真っ逆さまになるわけはない。
しかも同じ場所で。
飛ばされたなら話は分かるが、車止めと物置のちょうどテーブルの幅の狭い空間で逆さまになることは、人の手でなければ不可能。まして猫が出来るとは思えない。
自転車も南に向いているものと東に向いているものとあって、それが同時にひっくり返るには、相当な強風でも起こりえない。
以前から様々な悪戯をされていた。
駐車場の柱は鉄骨のまわりを飾りボードが取り囲いて、それが安普請だからベニヤのちょっときれいな板が巻いてあるだけ。
それを蹴飛ばして穴を開けた人がいて、見事にスニーカーの靴底の模様が残っていた。
調べれば靴のメーカーなども分かるほど。
いままでも度々あって、ウンザリするくらいだったので、この際誰がやっているのか知りたいと思った。
それで又、なんでもお知恵を貸してもらえるH氏の登場。
知恵も技術も併せ持っているので、なにかにつけて相談して解決をお願いしてきた。
それではというので、猫の宮殿の物置小屋にとりつけてある猫用監視カメラの他に、もう一つ駐車場を写せるカメラを付けてみようと言うことになった。
監視というと人聞きが悪いけれど、防犯のためにこの際しばらく設置しておけば、なにかわかるかもしれない。
注文したカメラが届いて、H氏は設定作業に何時間もかけて没頭したけれど、写りがイマイチだったらしい。
画面が暗くて人の顔の判別が難しい。
それで品物は返却して、代わりにスマホで写すことになった。
寒い中で物置のドアに取り付けて作業完了。
パソコンには物置周辺の駐車場がバッチリと映し出された。
録画も出来る。
すごいですよね。スマホってこんなことも出来るのだ。
それよりもH氏の頭の回転にはいつもながら、脱帽もの。
ただ、まだ彼の中では完璧な出来栄えではなかったらしく、もう一度設定し直すと言うことになった。
私ならこの辺で諦めるけれど、理系のエンジニアは妥協を許さない。
カメラは犯人を見つけるというよりは、悪戯の抑止力のためでもある。
カメラが設置されてから、ノラ猫を脅されることがなくなった。
物置から物が盗まれることもなくなった。
だからカメラがあるということが分かっても構わない。
私はやはり特殊な職種で、近所でも目立つ変な人ということになっているのと、なんでも直接的にズバズバ物を言うから、嫌われていないとは言い切れない。
嫌がらせか子供の単純な悪戯か、その辺を見極めないと気持ちが悪い。
我が家周辺ではこの頃、下着泥や空き巣狙いが横行しているようなので、その防犯にも役に立つのではと思っている。

































2 件のコメント:

  1. 一軒家だと大変ですねえ。猫でも人でも、何でも引き寄せちゃうのがnekotamaさんの人徳かも。スマホが監視カメラ代わりになるなんて知らなかったです。どんな画像が写るかちょっと楽しみですね。

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  2. お宅の「ココロボ」君を走らせておくなんてのも手ですかね。
    スマホ画像はこの間見ましたが、けっこうちゃんと写ります。
    プライバシーにかかわるので自宅駐車場の範囲内だけですが
    録画も出来て後で確認も出来ます。すごいですね。

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