2014年2月4日火曜日

春まだき

立春が来て昨日は一足先に初夏のような暖かさ。
まいったなあ、もう私の嫌いな暑い日々が来るのかと思っていたら、なんのことはない、今日は一気に真冬の寒さ。
最近暖かいのでノラのチャアは物置御殿で寝ていなかったのに、今朝ビデオカメラを見ると、あんかの入った段ボール箱に丸くなって寝ている姿が久々に確認された。
様子見のためにビデオカメラを設置して、パソコンから見られるようにしてもらったので、わざわざ見にいかなくてもいいようになっている。
この暖房付きのマンション・シェッドはチャアのために壊れた物置をそのまま使ったものだけれど、時々他の猫さんたちもご利用になる。
餌も水もあって暖かくてノラ達の楽園となるかと思っていたが、今旬のチャアがナンバーワンのようで、彼の専用になっている。
チャッカリ屋の三毛猫ミッケは一番有利なポジションを確保するために、常に旬の雄猫に侍っている。
それで時々チャアの餌をこっそり先に食べている。
チャアがいないかどうか確かめてから、餌に口をつける。
なかなかの世渡り上手。
可哀相なのは大きな白猫。
かなりの実力者と見えるが、物事を荒立てるので私に追い払われる。逃げるとき悲しそうにこちらを見て鳴くのがあわれだけれど、もめごとを起こされてご近所に迷惑になるといけないので、やむを得ない。
ただでさえノラに餌をやるのを快く思わない人達が居るのを十分承知の上でしていることなので、なるべく物音を立てないようにノラの姿を見られないようにしている。
ところが余計なことをする人がいて、好意でやっているのはわかるけど、餌をまいていく人がいる。
それも目につきやすい人通りの多い道に面したところへ。
なるべく分からないように車の後ろでこっそり餌を食べさせているけれど、ご近所では周知のことと思われる。
なんで近所の人達はこんなことまで知っているのかとびっくりするほど、観察されているらしい。
父が亡くなったとき遺産の相続のことで、近所の人が私より先に内容を知っていたのにはびっくり仰天した。
私は驚いて「あら、そうなの」と聞いていた。
そのご近所の口さがないおばはん達もまだ寒くて表での立ち話も始まっていないが、これでもう少し暖かくなって啓蟄あたりから虫どもと一緒にゾロゾロ表へ現れて、又私の知らない私の家のことを教えてくれると思う。
私はそれで初めて私の家族のことを聞いて「あら、そうなの」と返事をする。
他人の家庭のことを知るのは、そんなに面白いことなんですかねえ。私にはわからない。
















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