2014年2月28日金曜日

胃カメラの味

待ちに待った人間ドックの日。
心うきうきスキップがでちゃう・・・なわけないか。
憂鬱な気分で病院へ向かう。今日の内視鏡検査は上手な人にやってもらえるかな?
去年の夏辺りから食道付近に違和感があって、物を飲み込むときに少し閊えるような気がしていた。
それは去年の暮れには解消したのが、今年に入って、先日高熱と右脇腹の痛み、血行障害のような症状が時々出た。
それでこのところずっとサボっていた健診を受けようと思った。
いっそのことというので、人間ドックを申し込んだが混み合っていて、今日やっと順番が回ってきた。
子供の時から大病をよくしていたから、病院は慣れっこ。
検査も嫌いというほどではないのだが、内視鏡検査とマンモグラフィーだけはごめんなさい!
しかしこれをやっておかないで万一胃がんなどになったら、こんな検査どころではない大変さが待っているのだから、我慢。
身長、体重、血圧を測る。
身長は又縮んで、もうすぐ手のひらサイズになりそうです。
血圧は白衣性高血圧で、140もある。
いつもなら110から120なのに。
それは看護婦さんに言って納得してもらう。
血液検査、レントゲンなど進んでいって、いよいよ内視鏡検査に連れて行かれる。
ここの病院は私が若い頃から通っていて、ついこの間までは古くぼろぼろな、みすぼらしい病院だった。
それでも入りたい病院の全国ランクの上位になるほど、病院全体が穏やかな優しい雰囲気に包まれていた。
最近工事が始まって新築されたのだが、まだ工事の途中で内視鏡検査は古い病棟で行われている。
そこは古く暗く、検査室に入るとずらりと内視鏡が展示されていて、みるからに恐ろしい。
なるべくなら見たくない。
あんな太い物を体内に入れるかと思うと、気の弱い私は卒倒しかねない(嘘だけど)
これで3回目の内視鏡検査。
初めての時はものすごく下手っぴいな女医さんで、涙が出た。
2回目はすごく上手い男性医師だったので、終ってから「先生お上手」と拍手をしてあげた。
今回・・・あっ、前の女医さんだ。
青ざめて覚悟をきめたら、あれから数年経っているので、少し腕が上がっていた。
けれど、妙に張り切っている様子が恐ろしい。
前の時はその後数日間、食道や喉が痛かった。
とにかく乱暴で曲がり角毎にぶつかる。
それでもカメラが良くなったのか、その人の腕があがったのか、以前ほどひどくはなくて、無事終了。
看護婦さんに「あら、とっとと逃げるのね」と言われるほどそそくさと部屋を出てきた。
次は涙が出るほど嬉しいマンモグラフィー。
乳がんの手術をこの病院で受けているので、毎度お馴染みなのだが、これも又医師の腕前に左右される。
この病院は女医さんが多いのだが、男性に比べて勢いが良くて少々乱暴な人が多い。(これって性差別かな?)
いちど本気で喧嘩しそうになったほど、乱暴な人がいた。
今回は少し訛りがある、ふくよかでおだやかな女医さん。
一生懸命私の胸を引き延ばすので、痛いとも言わずじっと我慢。
それにしてもこの器械、もう少しなんとかならないものですかね。
私のなけなしのおっ**が潰れてしまうのではないかと、心配になる。
これ2つしか無いのよね。大事なものなんだから。
今日の人はかなり上手で余計な痛みも少なく、終る。
終ってから看護婦さんに「胃カメラどうでした?」と聞かれたから「美味しかったわよ、少し苦くて」と答えた。
麻酔の味が苦く、まだ残っている。
まだ本格的に結果がでるのは2,3週間かかるらしい。
いまのところ重大なものはみつかっていない。























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