2014年2月2日日曜日

究極の難曲はモーツァルト

行ってきましたよ。
急遽頼まれた穴埋めの演奏に。
エグモント序曲、新世界は思ったよりずっと良く覚えて居て、初見に近い状態でもなんとかいけた。
問題は「ハフナー」
見た感じ、すっきりとした美しい譜面で、楽そうに見えてこれがくせ者。
昨日コンサートから帰って来た時にはすでに疲労困憊状態だったのに、楽譜が到着していたからどうしても全曲おさらいをしないと気がすまない。
ハフナーを最後に弾いたのはいつだろうか。
指がもつれる。作曲家名はモツレルトだったかな。
本番前のゲネプロが終ってからも楽屋でコソコソさらいっぱなし。
他の人がいても構うものですか。
本番直前までさらい続けた。
エグモントは気持ち良く弾いた。
しかしハフナーが終った時には、背中が汗で濡れていた。
新世界はまあ、こんなものかな。

帰り際に今日の指揮者のH氏の奥さんに出会った。
彼女は優秀なヴァイオリニストなのに、なぜ彼女にピンチヒッターを頼まなかったのかしら。
そう言ったら彼女は客席で聴きたかったからと言う。
私だって客席で聴いた方がどんなに気楽なことか。
その彼女もハフナーはすごく難しいのね、との感想。
よほどハラハラさせられたのかもしれない。
どんな作曲家よりも熱烈に愛され、演奏するのは誰よりも難しいと言われるモーツァルト。
一体何処がなぜ難しいのだろうか。
1音たりともゆるがせに出来ない、最小単位の音で最大の音楽が込められているから・・・でしょうか。

腕の疲れは限界に達していて、今日は早く寝なければと思いながら、それでもパソコン中毒者はこんな駄文をまき散らしている。
はい、もう寝ます。皆さんおやすみなさいませ。
















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