2014年5月3日土曜日

久々の西湘フィル

5月11日秦野市文化会館にて定期演奏会。

そのお手伝いにはせ参じることとなった。
初めトレーナーとして行っていたのだが、練習日が休日なので東名高速が恐ろしく混み、帰路は3時間くらいかかることも多かった。
毎回空いていたことがなくて、往復するだけでヘトヘトになるので、トレーナーはお役御免にしてもらい、演奏会の時にエキストラで参加することになった。
それもヴィオラをという要請だったけれど、私はヴィオラ大好きでも体が小さくて、負担が大きい。
それで今回はファーストヴァイオリンを弾かせてもらう。
オーケストラで一番楽なのが、ファーストヴァイオリン。
美しい旋律を気持ち良く弾かせてもらえる。
それは音程は高いし目立つから間違えればアウトだし、それなりの苦労があっても、セカンドヴァイオリンやヴィオラのようにワケのわからないことはやらされない。
内声は本当に難しい。
ファーストヴァイオリンとチェロに挟まれて、あちら立てればこちら立たずみたいな苦労をする。
卒業後オケに入ってファーストヴァイオリンばかり長く弾いて居たので、セカンドヴァイオリンが羨ましくて仕方が無かった。
何回かセカンドを弾かせてとお願いしても許可が下りず、10年以上経ってから、もう辞めるというときに初めて弾かせてもらえたらこれが面白くて、それから数年居座ってしまった。
今はもうセカンドヴァイオリンは弾けそうも無い。
若い頃に染みついたファーストヴァイオリンの癖が、つい出てしまうから。
セカンドは、曲が良く分かっているベテランで無いと難しい。
音が低くて目立たないから初心者はセカンドに回されることが多いが、それは間違っている。
自分の役割をハッキリと知った上で、高音と低音の仲立ちができなければいけない。
スコアを読んでキチンと役割を果たせるようでないと、内部から崩壊が起きる。
今回どのパートを弾きたいですかと聞かれたから、1も2もなくファーストと答えた。
楽なんです、本当に。
今日初めて練習に参加した。
顔ぶれは少し変わっていたが、開団当時からの有力メンバーが頑張っていて、ずいぶんレベルが上がっていた。
かなり良い線行ってます。

曲目は
ビゼー  「アルルの女組曲」
ブルッフ 「ヴァイオリン協奏曲」
フランク 「交響曲」
14時開演。

気持ちの良い季節になりました。
お誘い合わせの上、ご来場下さい。
お待ちしております。




















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