2021年9月16日木曜日

積み重ね

朝、目が覚めると最近はいつも「調子悪い。デルタ株にやられたか?ミュー株に感染したかしら?」まともに気分が良かったためしがない。
今朝も一旦起床して朝ごはんを食べて、それでもちゃんと目が覚めないからもう一度眠ってしまった。目が覚めたらすでに正午過ぎていた。よほど疲れていたようだ。

といっても最近は音楽教室の発表会に合わせてアンサンブルの指導にあたっていただけで、どちらかというと面白く楽しいことだけしかしていない。
今週の土曜日に本番があるのだけれど、その最後の練習のときに今までで一番いい音が出たのが嬉しかった。今までとは違う余韻が練習場に鳴り響いたときには、私はしてやったりと思った。長い年月がかかった。

まずは音程を合わせることから始まるけれど、それをハモらせるには音のバランスをとることなど一つ一つ限られた時間で積み重ねないといけないから、同じメンバーで長く続けることが肝心なのだ。ビブラートひとつとっても出来る人もいればできない人もいる。幸いこのアンサンブルにはできない人はいない。けれどビブラートの質や速さなどまで問題にするほどのクオリティーは求められない。
楽譜を読むのがやっとだった彼らが、ずっとやめずに我慢して小うるさい小言を聞いてくれたからここまで来られたと感無量。これで本番で舞い上がらなければ大丈夫。
ほっとしたけれど才気煥発なメンバーたちの若さのエレルギーに対抗するのは中々大変。彼らの元気なことと言ったら、コロナも寄せつけないから私も自分がコロナにかかるわけにはいかない。

この感染症と来たら罹った本人が苦しむだけではなく周り中に迷惑をもたらすから、そこが厄介なところ。万一罹ったら濃厚接触ということで他の家族や友人たちまで巻き込んで公演が中止になったりするから、おいそれと熱が出たとも言えないし、言わなければ言わないで、これも後々のトラブルになると思うので、厄介な話しなのだ。
今朝もあまりにもどんよりしていたので数回熱を測った。もしやというわけで。氣のせいかゾクゾクするし。36.2度、な~んだ平熱。コロナが流行り始めてからいつもこの繰り返しで、体温計は現在の私の一番親しい友人となった。
久しぶりに沢山寝たらすっかり気分は良くなった。

さて久々に投稿するにはなにか理由があったのに思い出せない。ということは、ボケ自慢をしたかったのかも。これがすごいんだから。いやいや、もっと大切なことを書くつもりだったのかも。ま、いいわ、思い出したらまた投稿しましょう。

話は転じてうちの野良の近況を。
野良は只今2匹。(元)メスの白黒、(元)オスのトラ猫。毎朝7時ころと夕方5時ころの2食を食べに来る。駐車場で私の車の下で待機している。
以前は私が行くのを足踏みしながら待っていた。餌を容器に入れるのが待ちきれず、入れるそばから盗み食いするほどお腹をすかせていた。ところが最近は、すでにお腹がポンポンに膨れた状態で来ることが多くなった。どうやらうちの野良猫食堂に来る前にどこかで食べてくるようだ。それでも野良猫の悲しさ、餌があるときにはできる限り食べておく習性であるらしく、見ているとはちきれんばかりのお腹になおも詰め込む。
その後、コンクリートの床にゴロゴロと横たわって「ささ、早くブラッシングをしなさい。早く早く、耳の後ろがかゆいんだから」なんて。

最近は私が野良たちと楽しげに遊んでいるのが通りすがりの人達には羨ましがられているらしく、困ったことにこっそり餌をおいていく人がいる。駐車場の外の道に餌の残骸が散らばっているのをよくみかける。それを狙う他の野良たちもいる。
こういうことで近所でも嫌がる人が出てきてしまうのだからやめてほしいと思っている。
単に可愛いだけではすまされない問題なのだ。一旦餌を与えたら最後まで責任をもってやらないと、そういうことから近所迷惑でかわいそうな野良たちが迫害を受けることになる。私も今の野良たちが死ぬまで続けないといけない。
旅行に出るときには餌やり人を確保して、日常と違うやり方で猫が警戒しないようにお願いしないといけない。たかが野良猫というなかれ、彼らは日々危険に直面しているから警戒心が強い。今通ってきている野良たちは私には抱っこされるし、ブラッシングを要求したりすっかりなれきっているけれど、見知らぬ人が手を出そうものなら引っかかれる。子供でも引っ掻いたら大事になってしまう。そこのところを大いに警戒しているけれど、ただ可愛いとだいうだけで遠慮なく近寄ってくる人たちが悩みの種。

家の近くに小さな公園がある。そこに多頭飼育崩壊した野良たちの残党が屯していていつも気になっていた。けれど、私が責任を持って餌やりできる範囲を超えているから滅多なことでは手を出さないことにした。ここ数日、そこの公園の木が数本切られ、下草が刈られてこざっぱりとしていた。するといつもは10匹近くいる野良たちが一匹も見られない日があって、私はえらく心配した。全員捕まって三味線になっているまいか。
そこへ一匹の黒猫が現れて、とりあえずその子だけでも無事と知ってホッとした。
環境が変わると野良たちは警戒する。私も、もしや彼らの追い出し作戦が始まったかと思ったけれど、次の日にはほとんどの猫が舞い戻ってきて、毎日夕方餌をやっている人もいて胸をなでおろした。

最近我が家の周りで地域ネコの意識が高くなって、それぞれの家で野良の面倒を見ているようだ。猫好きのご近所さんが通りすがりの立ち話。
「可愛そうな猫を棒を持って追いかけるおじさんがいるのよ、ひどいわねえ」
「そういう人は同じ目に合わせるといいのよね」と過激な発言はこの私。
だってねえ、自分より遥かに大きい動物が棒を持って追いかけてきたら、それはそれは怖いでしょうに、そういう人はなんでそんなことをするのだろうか。もしかしたら家庭内で奥さんからいじめられている鬱憤を吐き出しているのかも。









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