残念ながら、 昔も美女ではなかったけれど、ここ二日間眠った眠った!よほど疲れていたのか。
やっと行けると思った北軽井沢はもう片隅に追いやられ、ベッドに横たわる日々、でも寝たきり老人ではありませんぞ。いくらでも眠れるけれど。起こしてくれる王子様もおじいさまもいないし、猫は元野良猫だから世話がやけない。時々目が覚めると、朝だか昼だか夕方だか判然としない。
これほど眠れるのだからまだ体力には余裕があるのかもしれない。疲れすぎると眠ることさえできなくなる。とにかくコンサートまであと一か月と少し、体力、気力ともに昔のように満ちてはいないけれど、とりあえずケガや病気にならないように気を付けよう。
ほんの少し前までは毎月何回ものコンサート、仕事など乗り越えてきたのに今は1年近くのブランクから立ち直るのも楽じゃない。継続は力なりとはよく言ったもので、何事も日々の積み重ねがいかに大事かということを痛感するのみ。年齢が高くなればなるほど休んではいけないというのが残酷な事実なのだ。
私が描いていた安らかな生活、クリスマスローズの咲き誇る庭に面したベランダで、お茶を楽しむ、読書をする、浅間山を見ながらゆったりと散歩するという生活は絵に描いた餅、私には似つかわしくないらしい。常にあくせくと働き疲れ果てて眠り続けるのが私の運命なのだ。寝ても寝ても眠くて横になればすぐに眠れる。
頭が疲れるとくだらない動画を見続けるというどうしようもない癖がある。それはなぜかというなにも考えないで済むということ。真剣に見てしまうともっと疲れるから、一番くだらないと思えるものをぼんやりとみることに。まずは嫁姑のバトルもの。嫁は常に正しく姑は常に意地悪い。最後に嫁の正義が勝つ!パワハラ男の夫が浮気をして妻が捨てられる。ところが夫は知らなかった。実はその妻は、なんと!夫の会社の親会社の会長だったりするのだ。親会社から切られ再婚した愛人にも捨てられた夫は、一文無しで妻に助けを求めるが拒否され夜の暗闇にさまよう。アハハ、ざまあ見ろ、ですか。
それをここ数日片っ端から見ていると、あまりのくだらなさにハッとして正気を取り戻す。飽きてきたらしめたもの。やれやれ、やっと練習に取り掛かれる。しばらく高貴な音楽に浸っていると、またくだらないものが見たくなる。しかしくだらないと侮るなかれ、コメント欄には真剣なコメントが寄せられている。これもやらせかもしれないけれど、一生懸命考える人もいるのだ。あるいは、自分の境遇に似ているので真剣になっているとか。それならばその人に何かのヒントを与えられるかもしれない。
考えたら、男女が結婚して二人きりならまだしも、親兄弟と同居はつらいだろうと思う。基本二人だけで生活を重ねていけばいいけれど、何の接点もなかった親兄弟との同居は他人の中にいるようなもの。それはそれはつらいことなので、こういう動画ができるのもやむを得ないと思う。反対に、もし私が主人公だったら同居する相手の親族がつらいだろうと同情する。
気が強い、家事、料理まったくだめ、野良猫を拾ってくる、時々狂ったようにヴァイオリンを弾く、金銭感覚が少し外れている。役に立たないものを買う。ね、こんな嫁だったら、あなたならどうしますか?いっそのことずっと眠っていてちょうだいと言う。王子様起こさないでくださいね。