早くも暑さは頂点を迎え、これでもう頂点ならいいけれどもっと高温になったら人間半生状態になるなと、心から心配している。猫は人より体温が高いからこんな時にも毛皮のコートを脱ぐわけでなくのほほんとしているようではあるが、さすがにグレちゃんは うんざりした顔で珍しくご機嫌斜め、いつものフレンドリーさが消えてにこりともしない。
毛皮を脱ぎなさいと言ってファスナーを探しても猫の体にファスナーはみあたらない。お腹のあたりを探ると喜んでクネクネしている猫たちのなんと穏やかなことか。早朝の日課は猫との散歩。二匹の猫が私の後をが尻尾をピンと立てながら歩いてくる。向こうから来る人たちが笑う。平和な朝の日常。
人間の寿命は百年時代、こんな世界に、長生きは決してめでたくはない。寿命が50年くらいの時のほうが幸せだったのではないかと、暑さ大嫌いの私は考えている。猛暑といえば30年ほど前にもひどく暑い年があった。
その年はいつまでも暑くて9月に入ってもなかなか涼しくならなかった。それでも、その後また涼しい年が来たからほっとしたけれど、今年はこのまま暑さに向かって収集のつかないことにならないかと、心配性の私は考えてしまう。
それなのに戦争をしている人たちの、自分のメンツのためにみなを道ずれにしかねない愚挙はとどまるところをしらない。本当に人類が協力して地球の温暖化を考えなければいけないときに、何をしているのか。兵士たちはごみのように捨てられている。何万もの若者の命が日本が輸出する武器で殺されるならそれは殺人者と同じではないですか。
自国の利益を最優先にして自分のメンツを維持することしか考えない人、それを陰であおる陰険な人、おべっかを使ってへらへらとしている人、醜い世界の指導者たち。日本だけはこうならないようにしたい。こういう時にこそ冷静でいなければいけないのに武器の輸出をするなんて。自分が殺さなければ殺人者に武器を渡していいの?納得できない。
そして古臭い歴史を現代に再現しようと戦前の亡霊のような人たちが画策している。世界に女性の優れた君主がいないような振る舞い。今頃時代錯誤の女性蔑視。本当にバッカじゃないの!おじいさんたちの歴史は戦前で止まっているようだけれど、女性の皆さん、前に進みましょうと呼びかけたいが、その女性が亡霊たちの手先に成り下がっているから、もう、何をかいわんや、わんわんわんわん!ついでにご自分で女性の総理大臣もなくせばいいのよ。無力だなあ。投票に行くとどうせ自分の一票は紙くずになるんだなあといつも思う。
そんなことばかり考えるから無気力になって寝てばかり。最近自分を取り戻して健康もついでに取り戻した私は長い暗いトンネルを抜けてただいま、コンサートの練習に没頭している。しかし一人でできるものではないので足並み揃わない老人集団の調整はなかなか難しい。長年にわたり好きにやってきた人たちだから、自分のペースがある。
お互い長い付き合いだからときには喧嘩になりそうなものだけれど、そこは偕老同穴ならぬ夫婦ではないから友情洞穴。洞穴に住む老女たちの巧みな衝突回避の術で取っ組み合いの喧嘩は回避している。時には怒ったり文句言ったり、でも最後はニコニコと一緒にランチ、とまあこういう状況で楽しい老後が実現している。某国大統領T氏に私たちの爪の垢をお送りして差し上げたい。しかもこのT氏、ノーベル平和賞を狙っているとか・・・呆れて物が言えない。何回も攻撃を仕掛けては中止してご自身が平和の使者とでもおっしゃるの?
世界中から眉を顰められているとはご存じない?こういう自覚の無さは御本人には本当に平和だなあ。自分の野望のためにもう何万もの人がなくなっているのですよ。将来ある若者が、子どもの生まれたばかりの新婚の夫が、母親の頼りになる息子が、皆自分にはなんの罪もないのに戦場に送られて将来の夢を絶たれてゆく現実に胸が締め付けられるような思いです。
今の日本は幸いまだ物資の不足や物価高で戦争の影響が見えるほどで人的被害はないけれど、いつどうなるかはわからない。一部の大戦の亡霊が生き残っている以上油断はならない。その手先が御自分で素敵だと思っているニヤニヤ笑いをする、おっと!この方の頭文字もTですね。亡霊の手先とならぬように心から祈っています。