私が子供のころは台風が 過ぎ去った翌朝は抜けるような青空、涼しい風が秋の兆しと感じられた。秋?そう昔はこんなに早くから台風は来なかった。お彼岸過ぎてそろそろ台風かなと思ったくらいだから。私の家の杉の大木が雷に打たれ根元近くから引き裂かれて、朝起きた時にびっくりしたことがあった。爆音がしたと思うのに、朝まで気が付かないのんきな一家は、後で切り株を調べて数百年の年輪を眺めた。年輪で樹齢がわかるということもその時はじめて知った。
切り株の方角の違いで年輪の幅が変わるということも知った。南は年輪の幅が広くなる。育つのが早いからだそうで、庭にはそんな科学知識がゴロゴロあって、それを兄たちが解説してくれるから自然の教育の知識が得られた。教室で受ける教育より数倍も楽しかった。
そして台風におびえながらも翌朝の台風一過の晴れ晴れとした日差しが大好きだった。天高く馬肥ゆる秋の実感。しかし最近の台風ははっきりしない。とにかく来るのが早すぎる。今年などは五月晴れなど見たことがない。いやな暑さが地球を取り囲み、争う人々がお互いにというより某国の大統領がなんとも未練がましく自分の悪行を正当化している。本当に見苦しい。いったいどんな教育をうけたのか。知性に病ダレが付いた人だからしかたがないけれど、こんな人を大統領に選ぶ国民がいるということにおどろいている。しかも二回も!!!
野球の大谷さんに第二子が生まれたというのが話題になっていて、それを非難する人がいるということを知ったけれど、まったくもってあぜんとした。早やすぎるとか?余計なお世話、本当に腹が立つ。そもそも他人の家庭の事情に口をはさむ権利がだれにあるのか。大谷家には莫大な財産があって子育てになんの支障もないと思う。貧乏人の子だくさんというから、私の家は年子が続いたけれど、貧乏でも本当に幸せな家族だった。絵にかいたような幸せではなく、波乱万丈の運命がそれぞれにあっても皆のんきで、道を踏み外すことなく生きてきた。
他人から見たら私はいつもお下がりを着ていたし、ろくに髪の毛の手入れもしてもらえずぼさぼさ頭、兄たちもいつも着た切り雀、いわゆるエリート家族から見たら馬鹿にする対象だった。私が中学校の頃、中途半端なお嬢様学校だったのでい身なりなどをいじめられたようだけれど、本人は少しも気が付かず、それがたいそう幸せだった。古い鞄のどこが悪い?擦り切れた袖の制服は姉のお下がりだけどいいじゃない。3年も着たら擦り切れるのは当たり前。
それで?何の問題があるの?とにかく大谷家の事情に口出すものではない。喜んで祝福しようじゃないですか。彼は偉業を成し遂げている人だから、苦労も多いと思うけれどそれは運が強いということ。運を引き寄せられる人に対して、それだけの尊敬は持たないといけない。誹謗中傷などもってのほか。サッカーが面白くて野球は面白くないように書いたけれど、それは私個人のことだからお許しを。それにしてもサッカーはますます気になるなあ。日本が優勝してくれたら猫たちに山のようにお刺身を買ってあげよう。食べるのは私ですけど。