私は困っていた。レッスン室のトイレが故障して水が流れないで溢れそうになる。これは一大事。今までだましだまし使ってきてときには困ったことになっていたけれど、なんとか薬を使って乗り越えてきた。慌ててリフォーム業者さんに連絡をすると、春先の引っ越し の多い時期で職人さんが大わらわ、ずっと先まで空いていないという。
今日は友たちが集まってシューベルトなどを奏でる日。
まあ、仕方がない、客人には他の部屋のトイレを使ってもらおう。今回は親しいというより、もうあまりにも長い付き合いで裏も表も皆ご存知の仲間たちだから恥ずかしがることもない。汚い猫部屋の方のトイレをどうぞと言って使っていただいた。
のっけから尾籠なお話で申し訳ない。しかし、こういうことはいつ何時災害が起きるかもしれない。その時にとても大事なことで、もしかしたら一番大事かも、今回はせっかくだからこれを機に備えることにしようと思った。災害用のトイレとか食料の備蓄とか。しかし、只今すべての物価上昇の上、イランを襲うアメリカ、イスラエルの戦争で石油価格も高騰しそうだし、お金はおいそれとは使えない。またいつだったかのオイルショックが我が国を襲うのだろうか。
あの時慌ててトイレットペーパーを買いに走った人たちを、私は冷たい目で眺めていた。時が経て静まるさと。今回もその時と同じなら慌てることはない。数ヶ月くらいは持ちこたえられるからと。ほらご覧!お米の値段が急落しているとか。
でも今回の世界の指導者たちのなんとお粗末なことか。こんな人達を選挙で選ぶ国民も国民だし。人の家に勝手に上がり込んで、そのうちの問題を頼まれもしないのに解決してやると言って、自分の利益や戦争の口実に使うとは何たる暴挙。学校や病院に爆弾を落とすとは!
それに比べて我が友、シニア連合の平和なこと。各々武器ならぬ楽器を持っていざ戦いを。丁々発止と火花が散るけれど、終われば持ち寄った手料理やお菓子で大いに話が盛り上がる。戦うだけのために行動するのは失礼ながらおバカさん。なぜいい年してそれがわからないのか。年はこうやってとるものですよ。
私は若いときとても元気で年をとることがどういうことか、よくわからなかった。そして今後悔することは、家を建てるときに将来のことを考えて作るべきだったと。今一番困っているのは足のこと。最初からエレベーターをつければよかった。それは決して安くはないけれど、足の弱りは誰にでも来るから必需品になる。エレべーターがあれば一人で自立して老後が暮らせる。私の楽友たちが重たい楽器を持ち上げて階段を登らないですむ。
そしてお風呂のこと。一人で入れるようになるべく低めのバスタブ、寝ながら入っていられるから楽だし安全。バスタブの出入りもしやすい。中には集団で暮らすのが苦にならない人もいるけれど、私は集団生活ができないのだ。だから施設では暮らせない。最後まで自宅にいたい。
お互い年をとってもなお楽器の演奏ができるのは仲間たちのおかげ。この楽しみを捨ててなるものか。
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