高校時代からの同級生のピアニスト、大学からの同級生、一度来てもらったらそのまま、仲間に引きずり込まれてしまった私より17才も若いFUMIKOさん・・・
からの構成による恒例の月例「弾く会」みなさんは弾き合いと言っているが、今日も又荻窪のとある豪邸で行われた。
ピアニスト達は何れ劣らぬ優等生だったし、お嬢様育ちで趣味も洗練されているのに対し、私は田舎育ち。
弦楽器の連中は色気ないなあ、などと男子たちに中傷をされながらの学校生活。
「住む世界が違うのさ」と思っていたけれど、この歳になると、いつしか同じように苦労して同じように楽しんでと、人生の終盤は殆ど同じラインに立っている。
違うところはピアノ科の人達は未だに大まじめで、弦楽器は冗談が好きだというところ。
昔から相場が決まっていた。
今日もピアノ奏者達はものすごい大曲に挑戦して、さらいこんである事を見せつけられた。
今回私はピアノのSさんから、ブラームスの「ソナタ3番」を弾くから練習しておいてとの指令が飛んだので「イエッサー」といやいや練習を始めたら、Sさんがお休み。
慌てて先日「天使のソナタ」と偽装表示をして、さるお方のお誕生祝いに弾いた「悪魔のソナタ」に急遽変更。
他のピアニストのNさんに手伝ってもらうこととなった。
この曲は私はものすごく好きで、何回弾いても飽きないけれど、Nさんはラヴェルの難曲に挑戦していたところなので、余計な曲が割り込んで、たぶんすごく大変だったと思う。
それでも文句を言いながら、快く?弾いてくれた。
Sさんのお宅は今改装中。
大きなピアノが2台部屋を占領していて、自分の練習には問題がないものの、他の楽器が入ると手狭だった。
彼女は合せ物が好きで、もう少し広ければ室内楽が出来るのにということで、今回の改装に踏み切った。
大工さんがいるから家をあけられないし、ピアノも弾けないそうで、今回は休みになってしまった。
私も広いレッスン室を持ってはいるけれど、クローゼットや水場があってサロンコンサートをするには(出来ないことはないが)狭い。
下に駐車場があって、そこを部屋にして物を置かなければ、優に40人くらいの観客が入れる。
ただいま考慮中。
皆の改築に影響されて、段々その気になってきた。
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