私の今週の予定としては八甲田にスキーをしに行くつもりだった。泊まりは酸ヶ湯温泉。しかし地震の影響で東北新幹線が動いていないことを知って、今回は諦めた。旅にハプニングはつきもの。それを楽しみながら行く人もいる。乗り換えたり遠回りしたり。それはそれで楽しいことは確か。
飛行機で行くことは最初から選択肢の一つだったけれど、宿に問い合わせるとなんだかとても無駄に動かないといけない。それは旅行の面白さというよりは本当に無駄。
酸ヶ湯温泉に行くには新幹線で青森に行って、そこから宿の送迎バスで約1時間。飛行機だと青森空港から青森駅に行き、そこから宿の送迎バス。結局飛行機を使っても時間がかかるというわけ。空港からタクシーという手もあるけれど、宿の人はタクシー代が高いから青森駅に来るようにと。それなら飛行機は一見早そうなのに時間とお金の浪費になる。すごく辺鄙なのはわかるけれど、それだから秘湯の環境が保たれるというのでもあるけれど、片道だけで家から9時間近くかかるのでは少し考えてしまう。
夏であれば空港でレンタカーを借りるてもあるけれど、今年の大雪、まして新幹線が動かなければ車の通行が困難なときには代替え手段がない。体力がみなぎっている若者の頃ならおもしろがって一日かけて行くけれど、もはやロートル、ヘロヘロなのよ私は。というわけで八甲田行は諦め、連日テレビの不健康な日々になった。
そして一番の疑問はなんでこんなに連日ウクライナの報道ばかり?もちろん第3次世界大戦にも繋がりかねない重大な戦争ではあるけれど、今まで他国の戦争にこんなにテレビが時間をさいたことはあるだろうか。
ロシア人はどうやら我々の神経の何倍もの図太さを持っているようだ。オリンピックのドーピング問題など、明らかに政治的な介入のようだし、それがバレてもしれっとはぐらかせる。そしてウクライナの国土の荒廃もウクライナの自作自演だという真っ赤なウソも平気で言える。日本人のように肝っ玉が座らず、ミスを恐れてばかりいる国民性とは大違い。
あの辺りの国々は常にロシアの脅威に晒されてきた。今回ほどひどい例はあまりなかったにしても、テレビが異常にウクライナ問題に時間をさくのが解せない。日本国内のニュースと言えば火事のニュースがやたらと多い。住宅が燃えている画像は見てもなんの役にも立たない。車が車道に突っ込んでいる。これも毎日のように。コロナ報道はいまやおざなり、淡々と感染者数が伝えられる。今までコメンテーターとして毎日出演されていた先生方はこのごろ顔をみない。さて、政治は?というとなにも聞こえてこない。これ、変じゃないですか?
ウクライナのニュースは何回も同じ画像が流れたり。時間の無駄。その分日本の国会議員さんたちはなにをなさっておられるのか。働いてない?そんなことないでしょう。だったらそのニュースや事件は当然報道されるべきなのに、外国の戦争のニュースを繰り返し流すのがどうも意図的に思える。そうこうしているうちにいつの間にか日本の憲法改正なんてことになってしまったら空恐ろしい。
テレビは最近信用が置けない。安倍前首相の不祥事問題はいまだ解決していそうもないのに、一体どうなっているのか一般庶民には知られていない。意図的に隠蔽されているとしか思えない。聞くところによれば、安倍さんはお友達のプーチン氏をウラジミールと呼ぶ仲だそうで、彼が北方領土をロシア側に差し上げてしまったのだそうだ。北方領土はもう日本に戻っては来ない。そんなに仲良しならロシアに行って「ウラジミール君、あれを日本に戻しておくれ。ウクライナの戦争をやめておくれ」と言っておくれでないだろうか。北方領土のお陰で日本は易々とロシアの射程距離に入っているではないか。鉄砲玉が届くくらいの距離なのだ。
安倍さん、ご自分のお友達ばかり大切にしないで日本国民を大切にしてください。それともう二度と国政に携わってほしくない。日本を腑抜けにしたのはあなたです。そんな人を選んだ国民も目を覚ましてほしい。
と、まあ、家でテレビを見ているとどんどん暗くなってくる。東北新幹線は20日に全線開通するそうで15日まで滞在予定だった酸ヶ湯温泉は結局キャンセル。その間たまっていた英語の勉強とかカルテットとクインテットの譜読みとか、することは山のようにあるけれど、気持ちは揚がらない。どこかで迫害に苦しんでいる人たちがいることが心を重くしている。
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