2024年9月20日金曜日

すごい!

 大谷翔平くん51-51記録おめでとうございます。

私はスポーツ観戦はほとんど興味なくテレビでもサッカーを時々見るけれど、最近は否応なしに野球の翔平くんが飛び込んでくる。なんとまあ、世界的にもこんな人は百年に一度くらいの才能ではないかと、ほとほと感心している。

顔は童顔なのに体格はアメリカの選手をも凌ぐ。何を食べてこんなに育ったのか知らないけれど、よほどご両親の育て方が良かったと見える。心根の優しい礼儀正しい好青年が今、世間を騒がせている。

ヴァイオリンの世界では日本人の女の子、吉村妃鞠ちゃんが参加したコンクールというコンクールで一位をとっている。今頃、戦後がやっと終わったのではないかと思える。日本は馬鹿な戦争を起こしたために長い間世界の水準よりも体格も実力も劣ってしまったけれど、これからは本来の姿で世界からも尊敬されるのではないかと期待している。今、世界中で紛争が絶えないその中で貴重な才能が殺されているのではと痛ましい。

才能ある彼らに共通しているのは礼儀正しく物静かで明るい。自分の才能をひけらかすでもなく、淡々と練習に励んでいるのではないか、そして落ち着いて行動する。いざというときに慌てず騒がず節度を保った態度に感動する。

こう書くと私は正反対だなあと思い至ってがっかり。

自分がおっちょこちょいだとは百も承知している。あるときは宅配便のおにいさんに「ハンコがつかないわ」というと落ち着いた声で「反対向きです」とおにいさん。はんこの尻尾の方で力任せに押したつもり。百年待ってもそりゃあ押せないわなあ。

即決でことを始めては途中で失敗。料理のレシピは読んだつもりなのに理解する前に行動するので生煮え半茹で。あるいは茹ですぎ焦げすぎ。まともにできたことがない。これもいうなれば家族が愛情深かった、深すぎて甘やかされた結果。私が時々気まぐれで夕飯の支度などすると皆が食べる前に母が「今日はnekotamaちゃんがつくったんだからね」言外に「文句言ってはだめ」

すると家族は口を揃えて「おいしいおいしい」と食べてくれる。ひとりだけ3番目の姉だけが「あんたの作った料理は味に締まりがない。ヴァイオリンの弾き方と同じだね」と的確な批判をする。私はこの姉が一番物のわかる人だと思っている。

私も厳しくされていればもう少しまともに育ったかもしれないけれど、母にとって兄弟の6番目などはまともでもまともでなくても元気ならそれでいいらしい。

来月、私と2番目の姉は北海道に旅行の予定。遊び暮らしたおかげで私は旅行の計画を立てるのに長けている。準備万端なのにコチャの世話をどうしようか、病院やペットシッターなどの手配に駆けずり回っていた。ほとほと困ってかかりつけの病院に相談したらあっさりと入院させてくれることになった。たしか最近は入院を引き受けてもらえなかったはず。やはり北軽井沢の病院の親切さを誇大報告したので医師がやる気になったか。よかった。

コチャは今朝病院で点滴をしてもらい(又々尾籠で)糞を出してもらって超ご機嫌でご飯を食べた。お元気ですね、お婆ちゃま。餌に向かって顔から突っ込んでくる様子にはまいった!















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