2010年11月23日火曜日
秋の日のヴィオロンのため息の・・・
秋です。我が家の前は桜並木。今は落ち葉の季節。毎朝落ち葉掃き。別に当番が決まっているわけではなく、気が向いた人が気が向いた時間にしている。ここは2丁目と4丁目の境目。うちは4丁目。今から14年前、ここを2丁目がゴミ置き場と決め手からごみ戦争が勃発した。事の始まりは今まで自宅の前にゴミをおかせていた家が新築した。それで、もうそろそろとなりの家にゴミ置き場を移してて欲しいと言ったところ、その家は拒否。そして、わざわざ自分たちの家の前ではない、我が家の前の川っ縁をゴミ置き場にしてしまった。私の家からものの3メートルと離れていない。でも、自分たちは関係なく綺麗にしていられる。こんな理不尽なことってありますか?カラスが荒らし放題でも、自分の家の前ではないから、気がつかない。夜中にゴミ出し。収集されない物を出して、置いていかれればそのまま放置。そのたびにこの私が怒鳴りり込む。10件ほどの家を相手に孤軍奮闘、一人で立ち向かい町内会長を巻き込んで大騒ぎとなった。度重なる不始末に私は胃潰瘍寸前。だいたい責任の所在がはっきりしないから、誰が管理するかもわからない。呆れるほどの杜撰さに、こちらは切れっぱなし。自覚をしてもらうのに13年かかりました。散らかり放題の状態を2丁目の町内会長をひっぱってきて見せたのです。それまで、住人たちから私の悪評を聞いていたらしく、初めはケンもホロロだったのが、あまりの酷さに絶句して黙々と自分で掃除を初め、それからやっと事態は変わり始めた。きちんと掃除をする。残されたゴミは片付ける。カラスの散らかしたものは片付ける。それまで驚くべきことに、カラスの散らかしを無視して、「あら、大変」等と言って、踏みつけて自分のゴミを置いていた。風が吹くとこちらにゴミの残骸が舞ってくる。最近は見事にきれいになっている。私とて文句は言いたかないさ。たかが、週3日。2時間ほどゴミがあっても我慢するさ。でも、あまりの自覚の無さにあきれ返っていた。最近朝ふと外を見たら、2丁目の人が私の家の前を掃除してくれていた。向こうから挨拶もする。それで桜の落ち葉も毎朝だれかしらが掃除するので、道はいつもきれいになっている。しかし、もっと早く、文句を言われる前にそう出来なかったのか、そこが未だに腹の立つ所以です。ロマンチックでないため息が出ますよ、ヴェルレーヌさん。
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