2013年8月16日金曜日

天国です

涼しい。今日は2時ころ到着するチェリストを待つ。時間になって車で駅まで迎えに行った。松原湖駅は無人駅。小さな小さな待合室があって、2両編成のかわいい電車が走っている。緑濃い山が前後に迫って、夏の終わりを感じさせる雲がたなびいている。今日はヤルヴィホールでリハーサルができる。このホールはまれにみる音響の良いホールで、弾いていると本当に幸せな気分になる。主催者の服部さんがベートーヴェンの「大公トリオ」「弦楽3重奏セレナーデ」を、ドヴォルザークの「ピアノ5重奏」を私たちが演奏する。アンコールは弦楽器全員で6重奏を予定している。作曲者はお楽しみに。練習は予定よりも早く進んで、4時ころには宿泊しているコテージに帰ってきた。夕飯までの時間は女4人、当然かしましい。缶ビールを開けておしゃべりに余念がない。いくらしゃべっても話題が尽きない。ほろ酔いになったころ、服部ご夫妻のいるセミナーハウスに行って夕飯をごちそうになる。野菜中心の心尽しのメニューでそれぞれ好きなお酒を飲みながら歓談。おいしいなあ、こうして仲間たちと食べるのは。自分だけの食事のときは猫とどっこいどっこいの粗末さで、エネルギーが摂れればいいという感じなのに、今日は久しぶりに家庭の料理を食べた気がする。明日が本番なので少し早めに帰ることにした。鼻をつままれてもわからないくらい真っ暗な道なので、懐中電灯を持っていても怖い。ゼネラルマネージャーのТさんの車に大騒ぎしてぎゅうぎゅうに乗っていると女子高生になった気分で、今日も楽しい一日でありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿