2024年8月22日木曜日

投稿遅延をお詫び申し上げます

前回の投稿からずいぶん時間がたつので心配する人から連絡を頂いた。 

今年春からずっと元気なく生きる気力もなくてダラダラしているうちにもうすぐ秋。nekotamaは尾籠な話で終わっちゃうの?と言われてなるほど、終わりよければすべて良し、終わりが悪いと胸糞悪い、てなわけでしてご心配くださる方々申し訳ない、私は元気に生きております。

しかし思うところが多すぎて処理しきれない感情が渦巻いていて、いっそのこと認知症になってしまったほうが楽だなあと思っていたのですが本当にそうなりそうで怖い!

テレビやネットの情報を見て、これは面白そうと思ったらすぐに話題にしていたのに、最近はその話題を書き留めようとパソコンの前に座ると「はて、何を書きに来たんだっけ」もう忘れているのですよ。困った困った。で、おぼえていることだけ書きますね。

私の相棒コチャは22歳あるいは23歳、せんじつ獣医師から「ご立派!」と褒められた。数日前から急激に食事をしなくなり、脱水症で点滴に通う毎日だった。しかし点滴だけで生きているのは意味がないから口から自分で食物を摂るようにしないといけない。そうでなければもう天国に行かせるか迷うところで、毎回猫の生き死にの決断は私にゆだねられている。この時期が一番つらい。

コチャは猫が嫌い。好きなのは人間。大好きな私が野良猫を家に入れて餌を与えているのが我慢出来ないらしい。私と野良はコソコソと物陰で食事をする。コチャは耳が良く勘が鋭いのでどんなにこっそりやってもすぐにバレる。野良に対抗するために私に猛アピール「私だってお腹空いているのよ」とばかりに。そして野良の食べ残しはコチャが平らげる。それが原因で体調を崩したコチャは数日前から食事が摂れなくなってしまった。

ある朝ぐったりとしたコチャを目の前にして私は考え込んだ。ここで治療を始めるといたずらに苦しみを長引かせることになる。けれど何もせずに放っておくのは自分の気がすまない。それが一番いけないことと知りながら動物病院を訪れた。

初めて私の猫を治療してもらいにここを訪れてから数十年、おじいちゃんの優しい先生、次の代の二人の息子先生、そして今孫の代の元気な先生ご夫妻、長いお付き合い。コチャはここに来ると気分が良くなると知っていて騒ぎもしない。点滴が始まって数日、気分が良くなったのかお腹が空いたらしいところを見計らってシリンダでペースト状の餌を口にいれる。その後すぐに水を飲ませる。

水は自分で飲むことができないので、人間用鼻洗いのプラスチックの器具を使う。水を入れてピュッと口に放射。少し食べるようになって元気になったコチャは口をもぐもぐさせてお腹すいたをアピールするようになった。時々よろよろと立ち上がる素振りも。しかし長くは続かなくなって、昨日食べさせすぎたか今朝はもう欲しがらない。

また余計なことをしたみたい。たぶん食事も排泄も今のコチャには多大なエネルギーの消費なのだ。ゆっくり静かに虹の橋を渡って猫の楽園に行かせてあげたい。けれど私はいかせたくない。揺れ動く気持ちは整理がつかない。












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