2019年3月21日木曜日

相続事件騒ぎ、その後

義理の弟の嫁さんから私に連絡があって、私の印鑑証明がほしい、と。
何故か私が義弟の相続人に加えられているのだそうで。
そんなはずはない。
まず本人が亡くなった時点で、奥さんと子供さんにぜんぶ相続されているはずなのに。
そして残念なことに義弟が亡くなって数カ月後に娘さんも亡くなった。
その先は奥さんがすべて受け継ぐのではないかと思うのは、素人考えなのかな?
それでもまだ義弟の親戚に財産が行くのはあんまりなことではないか。
奥さんは結局義弟の家からまだ抜け出していないということ?
家中心の日本の考え方は、とてつもなく嫁に不利にできている。

とにかく私に相続権は無いはずだと言ったら、義弟嫁さんが司法書士に連絡。
そして今日やっと私にその司法書士から電話が来たので、私には相続権は無いと思うことを伝えた。
そして司法書士のYさんが、私の考え違いでしたと認めた。
こんなことで仕事やっていられるのなら、法律はいらない。
しかし、その間嫁さんはいらない手続きのために、あちこちに電話したり頭下げに行ったり大変な時間を浪費しているのだ。

私は呑気すぎる税理士のために、はらはらどきどき。
この数ヶ月の修羅場はとんでもなくストレスだった。
体調を崩し、眠れない日々が続いた。
夜中に目が覚めると考え込んでしまい、もう眠れなくなる。
それで夜中に起きて本を読んだりお茶を飲んだり。

私は素人だから司法書士Yさんの言うことのほうが法律的に正しいかもしれないけれど、どう考えても私に相続権があるのはおかしい。
自分のことで精一杯なのに、それに加えて他人の相続の心配までするなんて。
もうたくさん!

というわけで、私の心配事はまだ続く。

心配ばかりしていても始まらないから、日常の仕事はこなしているけれど集中できない。
今、ヴァイオリンのヴィブラートの改良を目指して、毎日練習している。
ところがこの数ヶ月サボっていたバチが当たって、筋肉が固くなってしまった。
以前よりも明らかに音量、音質ともに悪化している。
歳のせいにすれば楽だけれど、そうはいかない。
これからまだ、しばらくは演奏家として生きていくつもりだから。

今年夏には北軽井沢でのコンサート。
ピアニストのOさんが目の手術を受けるため、今年は欠席。
そこで、弦楽器中心のプログラムでヴァイオリン奏者を増やし、今までとは違ったプログラムを考えている。
今年は優秀なヴァイオリン奏者が新たに2人参加してくれるのでぜんぶで4人、私は専ら企画構成に精が出せる。
今まで全ての企画を私一人で背負っていたため、演奏に集中できないことも多々あった。

当日のチケット申込みなどにも対応していたし。
それで雑用と演奏が分散されれば、もう少し楽になるかも。
秋には古典音楽協会のコンサートでソロを弾かせてもらう。
11月には又々クロイツェル・ソナタの注文が。
あとひと踏ん張りできれば、思い残すことなく演奏家廃業できる・・・かも。
いやいや、雀百まで踊り忘れず。
これは前世からの因縁、業、病気で、やめられない。

ほかにすることもないし。
孫でもいればよかったのにと、いつも子供がいないことを悔やんでいる。
占う人に「あなたは仕事か子供かどちらかなのよ」と言われたことがあった。
本当のところ、どちらが良かたのかと思うと、うーん、難しい。





















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