2019年3月29日金曜日

おはぎとミルフィーユ、餃子にホタテご飯、それからまだまだ・・・

長い眠りからやっと覚めたので、都内某所マンションの一室で、そこのお宅のチワワのすみれこちゃんの誕生日祝いに馳せ参じた。
その子は、ブリーダーからこのお宅に引き取られてすぐに脳炎を発症。
ちいさな身体で必死に生きている。
獣医師から半年持たないと言われたのに、今年5才の誕生日を迎えた。
痛みなどは無いらしいのだけれど、痙攣や脚の引きつりなどの症状が出て様々な治療の結果、今まで生き永らえてきた。
こんな小さな体の中に住み着くとは憎き炎症め。
飼い主のY子さんの必死の介護が功を奏して、ご機嫌よく食欲も旺盛だが、今はいつなんどき何が起こるかわからない状態。

誕生日の昨日、10人ほどのすみれこちゃんファンが集まって元気でありますようにと祈って、誕生日のお祝いをした。
去年軽井沢で彼女と一緒に過ごしたときは見た目どこにも異常はなかったけれど、今回はあきらかに後ろ足が突っ張っている。
それでも、可愛がってくれる人たちの間を元気に走り回っているのが健気で愛おしい。
獣医さんに言われた寿命を遥かに凌駕したお祝いということで納得するしかないけれど、ひたすら愛される存在としてこの世に送り込まれたのだと思う。

お祝いにすみれの花をと探したけれど、通り道の花屋さんのどこにもすみれは置いていない。
結局マンションのすぐそばの花屋でやっと数本の珍しい品種のすみれを見つけた。
すみれこちゃんは集まった人たちの中を走り回ったり、膝に抱っこされたり、人気者は忙しい。

オードーブルを用意してくれたのは出張シェフの川嶋健二さん。
kennji.kawashima.568(Facebook)
もと銀座アスターで料理長を務め、その後独立して今大評判だという。
ローストビーフやアワビなどに、独自にアレンジした美味しい!ソースが添えられて、ワインや紹興酒などを飲みながら、会話に花が咲いた。
特にもと日本航空のパイロットだったF氏の体験談は、抱腹絶倒、世の中にこんな面白いことはめったにないのに彼の身の回りには度々起こるようなのだ。
ずるい、面白さ独り占めは!!!

そしてヴァイオリンを弾いてくれたのは、美智子・Hさん.
いつもファッショナブルで見た目、聞く耳を楽しませてくれた。
彼女とイグノーベル賞展を見に後楽園のギャラリーまで行った時の話を、ここに投稿したことがある。
月面歩行の感覚を体験できるコーナーでは、装置が作動するには体重と身長の基準があった。
私は体重は不足なしだけれど規定の身長に届かず、彼女は身長はクリアしたけれど体重が不足していて、ふたりともがっかりだった。
これでわかるように私はぽっちゃりチビで彼女はモデル体型。

川嶋シェフのオードーブルの後は、家政婦さんの手作りの料理。
ホタテごはん、焼きそば麻婆豆腐かけ、餃子などなど。
そして圧巻は誕生祝いのミルフィーユ。
これも家政婦さんの作品。
ハラハラと軽い皮の美味しさったら!
しかもおはぎのお土産付きで。
私は珍しくご飯を沢山頂いてお腹いっぱいで、もうなにも入らないとわめいていたのに、ああ、それなのに・・・その後おはぎをペロリ。
そして2個頂いて帰るという強欲ぶりで、世間から後ろ指さされる生活をしております。







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