2019年4月1日月曜日

元号で大騒ぎ

今日は友人たちと夕飯を一緒にする日で、レストランを予約していた。
昨夜、店から電話があって、今日は予約が殺到しているので2時間までとしてほしいという。
時々しか集まれないから、いつもはゆっくりじっくりと話に花が咲く。
2時間ねえ、少し短いけれど店の方もせっかくのことで少しでも稼ぎたいのはわかるから、了承した。

ところでなんでそんなに予約が多いのか訝った。
今朝やっと気がついた。
今日は新元号が決まる日なのだ。
朝、テレビをつけたら、そればっかり。
昨日と変わらない朝なのにお正月などもそうだけれど、急に改まった日を迎えることになる。

ただでさえ新生活のスタートとして新たな気持になるのに元号が変わるのでは、それにかこつけて飲みたくなる気分は大いにわかる。
今日のお店はイタリアン、元号とは関係なさそうだけれど牡蠣入レ時・・あれ、メニューに牡蠣はあるかな?書き入れ時なんだけど、時々面白い変換が見つかる。
イタリアンだから牡蠣もオリーブオイルで食べよう。
今なら書き入れではなく、レジ打ち時とでも言うのかな。

元号があるのはとても雅なことで、私は漢字や日本の文学にはたいそう興味があるから、そういう国に生まれたのは喜ばしいと思っている。
しかし、役所の書類などの届け出の日付は未だに元号なのが煩わしい。

西暦ならすぐに頭に浮かぶのに、昭和生まれで3代目の元号を使う日がきた年令になると、いったい、今年は何年?
若い頃、明治生まれの人に会うと(私の両親も)ひどく古い世代と思ったけれど、自分がそうなってみると、いや、私まだ化石ではないからなんて思ってしまう。
若い人から見れば、え~!昭和生まれですか?
いえいえ、そうは見えません、お若いですねなんて、おべんちゃらの対象。

もう少し早く手続きしないといけなかった銀行口座振込の手続きを、引き伸ばしてきた。
新元号で1年という日付を書きたかったから。
来月その時が来たら早速出しに行こう。

最新鋭AIが元号の予測をした。
大化から平成までの元号を分析、日本と中国の古典の学習から使われている文字を割り出して予測した元号がこちら。

 考永

しかし、なんでもうすぐわかる元号を大騒ぎして予測するのか。
必要に迫られている人たちも多いと思うけれど、待っていればいいではないか。
こういう性格では本当に出世しませんよ、皆さん。
ヤレヤレ世の中が騒がしいこと。
ゆっくりワインがのめるのかどうか、私はそのほうが心配!
この非国民ものめがと叱られそうだけど。

ー後記ー

新しい元号は 令和!

人工頭脳の予測は外れた。
なかなか良い字面ではないか。
響きも良い。












2 件のコメント:

  1. あらら、新元号が発表されるからってレストランが満席になるなんて、経済効果あるんですね。
    お花見した後に新元号を話題にワインで乾杯、っていいですね。
    それにしても、生牡蠣食べたい! 食べに行こうかな。  

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  2. nyarcilさま

    牡蠣がお好きなんですね。
    私はこの冬、珍しく牡蠣をあまり食べなかったのですよ。
    それで先日牡蠣のオリーブオイル漬けを作って、冷蔵庫に眠っていたシャブリで食べたら、3日は楽しめると思っていた牡蠣があっという間になくなって、自分でムッとしました。
    最近ホヤが魚屋さんに並んでいます。
    あれも好き嫌いがあるけれど、私は嬉しくてウニャウニャ鳴いています。

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