館林につつじを見に行く予定だった。
車を出すときに先方へ電話「今から出ます」
幹線道路に出たらほんの少し走った時点で渋滞が始まった。
渋滞というよりは駐車場状態。
信号が何回変わっても前の車は動かない。
地元の強み、裏通りに出ては幹線道路に入ろうと思っても信号待ちで動かない。
そうこうしているうちに、早40分。
たった2キロの距離の橋が渡れない。
今朝目が覚めたときに、ウエストのほんの上のあたりに違和感があった。
痛いのでもなく苦しいわけでもないのに妙に筋肉が突っ張ったような、でも筋肉痛でもなさそう。
呼吸は正常、心臓の症状でもないと自己診断。
でもなにか違和感があるので、これは今日はつつじどころじゃないと判断して先方に断りの電話を入れた。
すると東名川崎インターで死体が見つかったそうよと、館林の住人。
川崎と言っても広いから、私の家とはだいぶ距離がある。
今日は東北道を行く予定だから、まずそれとも関係はない。
館林人にとっては、川崎のどこであろうと我が家の庭先のように思えるらしい。
館林は群馬県だから、私から見れば館林も北軽井沢も同じ地域のように思える。
とにかくたった2キロ往復しただけで、50分以上経過。
道路交通情報を見たら、一旦橋の手前から橋を渡ったところまでは渋滞解消、しかしその先はひどい渋滞が続く。
昨日の夜から渋滞情報は見ていた。
ゴールデンウイークのはじめだからひどく渋滞するものだと思っていたら、案外空いているような予報だったから、早朝出れば良いと思っていた。
今日は諦めて家でまったりしていようと思って帰宅すると、猫がなんで帰ってきたの?みたいな顔をした。
予定が狂ったのでさて、どうするか。
朝ご飯は早めに食べてしまったし、こういう曇天の日はなにをやっても気怠い。
テーブルの上に散らかっているコピー用紙。
そうそう、たった一つ残った相続の片付けがあったっけ。
僅かな株券が残されて、株自体の相続手続きは完了している。
ところが後から、大変少額の配当分の証書が出てきた。
それは故人の死亡後に送られてきて受け取りそこねた分で、もうとっくに受取期限は過ぎている。
銀行に電話すると、手続きすれば相続できると言うので今日はそれを片付けようと思った。
額は雀の涙。
手続きの煩わしさから思えば放置したくなるような額なので、今までの私だったら絶対捨ててしまうところだった。
けれど、この数ヶ月の相続手続きの努力を思うと、少しでも惜しいと思えるようになった。
少しは事務処理に馴れてきたこともあるし、ここで一つもうひと踏ん張り!
まずは必要書類を揃える。
遺産相続協議書は1部しかないからコピーを取りにコンビニへ。
A5用紙だから我が家の器械でコピーできないので。
そのコンビニの直ぐ側に郵便局がある。
以前から思っていた簡易保険の解約をしようと、保険証書も持っていく。
先日郵便局員が来ていろいろ話しているうちに、年をとってからの保険がいかにバカバカしいかに気がついた。
これからも保険金を払い続けないといけないものがあって、払わないで今解約すれば僅かな損で済む。
払うと、私が死んだときに受取人は得をするけれど、私は生前にその分は受け取れないというので、解約することにした。
ちょうど払い込んだ分だけ帰ってくる。
馴れないことは疲れるもので、たったそれだけのことをするのにヘトヘトになった。
帰宅すると株の配当金の請求に取り掛かる。
その時、あれ、コピーしたときに原稿を置きっぱなしで帰ってきた、さあ、大変!
コンビニへ走る。
そのあとも記入用紙に書き損じ続出で、お金をもらうということは本当に大変なことだと思う。
これなら直接銀行へ行って教えてもらいながら書いたほうが良い。
電話して銀行の人と話しているうちになにか変だと気がついた。
「ごめんなさい、銀行を間違えたみたいです」
謝るnekotama、笑う銀行員。トホホ・・・
もう嫌になったから日をあらためて仕切り直そう。
金の亡者になったとしても、いつまでも受け取れないで泣くことになりそう。
お金を稼ぐのは本当に大変!
ずっとお金に関してはおおらかだったけれど、ちゃんとすれば入ってくるお金を見過ごすのはいけない。
だから、頑張ってみる。
頑張るけれど、失敗する確率もぐんと増える。
亡者もつらい。
nekotama様
返信削除あはは、面白い! (^◇^)
とにかくお元気そうでよかった。
今後も季節によってはこちらにいらっしゃるとのこと、これからもよろしくお願いいたします。
nyarcilさま。
返信削除私だっていつの日にかお金持ちになりたい欲はあるんです。
でも、こうザルではね。
頭の中が茶漉しみたいになっていて、なにも覚えられない。
なにも考えられない。だからのんきでいられるのかもしれません。
こちらこそ、よろしくお願いします。