中野区民交響楽団というアマチュアオーケストラの定期演奏会を聽きにいった。
緊急事態宣言が発表されたときに行くのは恐ろしいけれど、会場は入場制限して検温、消毒をするというから信じて行くことにした。招待してくれたのはレッスンを受けに来ている人で、遠慮しながらも聴いてほしそうだから電車に乗らず車で会場まで行った。けれど駐車場が一杯ですぐ隣の大型のショッピングセンターの駐車場に止めたら、人人人・・・怖い!
緊急事態宣言前のほうがどこも空いていたようだけれど、この先数週間の食料や日用品の買いだめに走った人たちだろうか。圧倒的に家族連れが多い。以前は家族で来ないで一人で買い物をするようにと言われ皆割合に守っていたのに、それはもうどこ吹く風で大声で話しながらの混雑に馴れとは恐ろしいものだと思った。
その上朝の起床からどうも体調が優れない。耳に痛みがある、口内炎もできてお腹の具合も良くない。こんなとき以前なら、なにそのうち治るさと高をくくっていられたのに、最近は「わあーコロナにかかっちまった」とドキドキ。会場に入るとガラガラで頂いたチケットの座席は1階席、それを2階席に換えてもらって後ろの方で聴いた。
最初の曲はドヴォルザークのシンフォニー6番、私はオーケストラにいたころにこの曲を弾いたことがあるかどうか記憶がない。昼食後のことでもあり、ぐっすりと眠らせて頂いた。時々目が覚めてもあまり冴えない曲だなあと思うのみ。悪くはないけれどやはり新世界などに比べて魅力がない。解説ではドヴォルザークの交響曲の才能が花開いた曲というようなことが書いてあったけれど。そのうちちゃんと聴いてみようと思った。疑似コロナのせいで私の感性が鈍っているかもしれないので。
2曲めはブラームスの2番、この曲はやはり世界中の人たちから愛されるだけのことがあって、圧倒的に胸に迫る。オーケストラの弦楽器の人数が管楽器の厚みに比べて少ないので、多少バランスが悪い。時々弦楽器が聞こえにくい。ティンパニがうまい、ファゴットがうまい、ホルンも頑張っている、難しい楽器の方が活躍しているのは、この辺の楽器だと音大生とかプロがエキストラで入っているのかもしれない。指揮者は松岡究氏。
終演後のメンバーとの交流もなしで、そそくさと帰宅した。なんだかゾクゾクする。やはりコロナにやられたかな。あまりに疲れたので少し横になったら、そのまま眠ってしまった。目が覚めたら真夜中だった。眠ったらコロナはすでに消えて気分がよくなっていた。こうしてコロナに怯える毎日、早く収束してほしい。この疲労感はコロナワクチン予約のために神経をすり減らしたせいだと思う。
今朝も姉がまだ予約が取れないので、応援に駆けつけた。ところがもうワクチンの予約は終了したとホームページに書いてあったそうで、15万人いる対象者に対しワクチンは3万人分ほど。これでは予約できたのが奇跡と言える。しかも終了の知らせが小さい字で書いてあったと甥、これじゃあわからないよね。未だに儚い望みを持って電話している人がたくさんいると思う。私の体調不良の原因はコロナでなくコロナ予約の方だったのだ。
ドヴォルザークの六番は東響でもやったことあるけど
返信削除駄作だよ。
やっぱり!チャイコフスキーのピアノ協奏曲も1番以外はほんと退屈。それを全曲弾いた人がいて、やめりゃいいのにと思ったことがあったけど。
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