さて大人の会話はこのへんで打ち切って、この2週間ばかりメールのトラブル続きで外界との連絡がとれない。メールアドレスが変わったのでその過渡期に様々な事が起きる。その上、KDDIのトラブルがあって何がなんだかわからない。ひたすら恐怖の日々だった。古いアドレスのメールはある期間までは転送されても、それが済むと転送打ち切りになる。それを恐怖を持って眺めていると、2つあるスマホのうちの一つのメール画面がフリーズしてピクリとも動かなくなった。画面全体がグレーになって、タップしてもスライドしても動かない。
画面の下にメールの数が表示されるのでガンガン送り込まれているのはわかるけれど、誰がなんのために送信したものかはわからない。大切なメールだったらどうしよう。しかしその反面これで浮世の柵が少し減るかもという淡い期待もあった。ショップに行くとたいてい1時間以上かかると思うので忙しいさなかに相談に行くこともなかった。
友人たちからのメールを1とするとセールスメールが8、あとはフェイスブックなどのグループ系からのメールだから、うっかりメールを開けるとついつい買い物に走ってしまう。買わなければいいのに見ると欲しくなってしまうのは宣伝の巧さ。その買い物ができなくなれば我が家の経済状態も多少良くなるかも。メールが届かなくなればいいので、ネットショップにはアドレスが変わったことを知らせなければ自然に来なくなるだろうという無精者の目論見、果たして結果やいかに。いつも買い物をするネットショップが2つ3つくらいある。そこにはアドレス変更の手続きをして、あとは放っておくことにした。
友人たちへのアドレス変更のメールはアドレス帳の上の方から徐々にはじまってはいるものの、まだ3分の1も進んでいない。それでもやっと解決に向かったトラブルは仕組みさえわかっていればどういうことないことだけれど、私のようになにもわかっていないと恐怖のもと。このまま治らなければずっとメールは使えないかもとドキドキハラハラだった。今日やっと暇ができてフリーズしたメール画面のあるスマホを持ってドコモショップへ行くと、若い女性が出てきた。
私のスマホを手に取ると一瞬のうちに画面は動き出した。どうやったの?と訊くと、スタートボタンを2度押して画面をすっとなでて一丁上がりらしい。今はフリーズしていないから練習できないけれど、そんなに簡単にできるのだ。教えられれば本当に簡単にできるけれど、素人の私は画面が凍結するだけでびっくり仰天、我々世代はつい最近になってスマホなどと遭遇している。ドコモの店員さんみたいに、こんなことは生まれた時から知ってるわみたいな育ち方はしていない。その世代にとってはこんなことどうしてできないの?こんな言葉どうして分からないの?と思うのだ。
今まで読めなかったメールの中には一つだけ要返信の物があったので慌てて1週遅れの返信、あとはどうでもいいものばかりだったので安心した。ホッとしたら写真の猫のように眠くなってお腹を出して昼寝したくなった。この1週間悩んでいたのがバカみたいだにゃあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿