2022年7月9日土曜日

最近暗いとのご指摘

最近のブログ読むと暗いね、nekotamaらしくないねとのご指摘を受けた。そうなのよ、何事もどんどん難しくなってきた。2年間悩まされた足の故障は随分良くなって来たのはありがたいけれど、脳みそがスカスカ軽くなってきたような気がする。

もとの教え子Dさんが心配していますよと先日あった人から 言われた。Dさんはずいぶん前に教えていた人なのに未だに心配してくれるのは本当にありがたいけれど、私だっていつもいつも元気なわけではないから、いつかまた元気になる日まで待っていてほしい。気分にムラがあるから、それに我慢強くない性格だし、なんでも口に出してしまうおっちょこちょいだから時々グジグジと言いたくなる。そのためのブログなので申し訳ない。

それでも未だにここに来てくださる方たち、ありがとうございます。たぶんKDDIのシステム障害はまだ治っていない。メールが機能をなさなくなって今はメッセージしか送れない。ここに来ていただいている皆様にメールアドレスの変更やらを御覧いただきたいけれど、個人情報なのでそうもいかない。もし私との連絡に支障をきたしている方は、こっそり友人のどなたかを通してお問い合わせください。私の連絡には電話番号のメッセージでご連絡ください。よろしくお願いします。

一人でいるから暗くなるわけではなくて一人でよく笑っている。私の今までの人生にはおかしいことが多すぎて思い出すとお腹がよじれることばかり。お腹がよじれる割には筋トレにもならない。相変わらずお腹は申し分なくふくよか。

最近野良猫のオスがどんどん太ってきてお腹はいつもポンポコリン。撫でると完全脱力するので抱っこするのが大変なのだ。本当に重たくて途中で取り落としたりする。そうするとプンプン怒りながら出ていってしまう。体重の重さが全部私の手にかかる。この状態でヴァイオリンの弓を引けばさぞや響きのある大きな音が出るだろう。そうだこの次のレッスンからは猫を使って教えようなどとくだらないことを言ってみる。猫は三味線にも役に立つしヴァイオリンのレッスンにも役に立つ。

昔、仕事場でよく三味線のお師匠さんに会った。会えば猫の話。そんなに猫がお好きなら三味線を見ると猫が可愛そうって思いませんか?と意地悪な質問をすると「そうなのよ。だから私はいつもはプラスチックの三味線を使っているの。本当にちゃんとした舞台では猫の革を使うの」やはり音がまるで違うらしい。そして本物の革の三味線を見せてくれたことがあった。「ほらこれがおっぱいの痕」引き伸ばされて四隅にかすかな点が4つ。優しいのか冷静すぎるのかよくわからん。

生き延びた我が家の猫は死にそうだったのが嘘みたいに元気になった。よく食べるしよく怒る。野良が家に入ってくると悪魔のようになる。野良たちは長年ノラをやっているので非常に賢くなる。ちゃんと人の心も読むしうちの悪魔のご機嫌の良し悪しも感じ取って賢く振る舞う。こうしてみると私なぞは苦労が足りないのだということになる。

IQの他にEQという言葉もある。IQは知能、EQは感情の指針となる。他人の感情を読み取り自分の振る舞い方を決められる人はEQが高い。私が今まで教えた生徒たちはIQもEQもすごく高い人が多かった。レッスンをしていて不愉快だったことは一度もない。私がどれほど無理難題言っても穏やかに楽しげに過ごしてくれた。大人の生徒たちは特に面白い。なによりもメキメキと上達してくれる。頭がいいから。私よりもずっと社会的にも信用度の高い地位にいながら礼儀正しく振る舞うので恐縮する。私は誰に対しても同じ態度でわがまま、頑固、偏屈。ときに怒鳴る。それをやんわり受け止めてくれるのは本人に余裕があるからで、逆に私が保護されている気分になる。

毎年北軽井沢にどっと来てくれる人たちがいて楽しみにしている。私は青息吐息なのに若者に囲まれるとおっちょこちょいだからつい自分も同年齢みたいに振る舞ってしまう。本当に青春時代は楽しかった。その分悩みも多かった。今はあまり悩まなくなったぶんもっと幸せなのかもしれない。

だから暗くはないのよ。皆さん心配してくれてありがとう。

ここで一つバカな言葉を。

アリがとう(十)なら芋虫ゃはたち(二十)アリがたい(鯛)なら芋虫ゃクジラ(鯨)

先生!いくつになっても馬鹿ですねえって苦笑いが出そう。だって言うじゃない。先生と言われるようなバカじゃなしって。あなた達のほうが賢いのよ。私は先に生まれただけなんだから。








2 件のコメント:

  1. 文才の方は益々冴えわたってるようなので一安心!

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  2. おっと失礼、署名を忘れた(ぼけではなく手違いなり)

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