2017年9月27日水曜日

nekotama豊田真由子になる

時々開かれる女子会。
なぜか私が幹事になっている。
もう何回も幹事はヤダ!と言っているのに。
あなたが1番良く知っているでしょう?とかなんとか言ってみんな平然としているから、嫌々やっているのだけれど、今回はとんでもないことになった。

夏の頃から集まろうという掛け声はあった。
私はこの夏から秋は猛烈に忙しく、それどころじゃない。
しかも、皆のスケージュールが絶望的に合わないときている。
何回ものやり取りの結果、ようやく決まった日がつい先日の月曜日。
それでお店探しをすぐにすれば良かったものの、私も古典音楽協会の定期演奏会などが続いて、女子会は後回し。

やっと本番が終わって次の本番まで1ヶ月以上あるから、ほっと一息ついたところで店探し。
それが予約日2日前。
ネットで色々見ていたら良さそうな中華料理のお店が目についた。
もう真夜中近く、まだ予約フォームは空いている。
予約の変更は11時59分までにと書いてあったから時計を見ると、まだ時間はある。
他のお店はもう予約が詰まっていて、そこのお店だけは予約可能だったから、気にはなったけれどラッキーと思って予約すると、すぐに予約を受け付けたと返信があった。

銀座4丁目付近でランチ、スパークリングワイン付きで2900円、北京ダックが付くと3500円とは破格のお値段。
これでまだ予約が出来たとは本当に信じられない気持ちだった。
店の名前は中華料理の「CHINESE CUISINE SON」
お店の写真も綺麗!
ああ、良かった。すごく楽しみ。
ちょっと不安でもあったので、念のため(その日は店は休みではなかった)電話をしてみたけれど、だれも出ない。

次の日は定休日だったけれど、何回か電話してみた。
誰も出ないし留守電にもなっていない。
休みでは仕方がないか。

当日朝、銀座に向けて出発と思って靴を履いていたら、店からの電話だった。
「今日は席が一杯で6人は無理ですからキャンセルしてください」
はあ、なにを言ってるの?
2日前に予約したのに。
そうしたら「時間が遅かったから店は知らなかった」とか「この時間だと銀座で6人の予約を受け付けるところはないだろう」とか無責任極まるお言葉。
「一応電話したほうが良いと思って」と言うではないか。
「あったりまえでしょう!」
時間内の予約だったはずだから、店がチェックを怠ったということでしょう。

私は逆上した。
もう久しぶりに怒ったのなんのって。
なぜ予約フォームが受け付けられるようになっていたのか?
他のお店は全部フォームが予約がいっぱいとなっていたのにお宅だけは受け付けられるようになっていた。
しかも留守電にもなっていないから、確認の電話を何回もしたのに、それも出来ない。
すると「ああ、休みだったからね」
あまりにも杜撰で対応も悪いから言い募っているうちに、だんだん豊田真由子状態に。

私はめったに怒らないけれど、怒ったららもうおしまいというところがある。
怒髪天を衝くとはこのこと。
ようやく実現する女子会を皆楽しみにしていた。
せっかちな人たちだから、もう銀座駅に向かってとっくに家を出ていることだろう。
どうしよう。
「とにかくお宅でお店を探してちょうだい!」と怒鳴って電話を切った。
まさかあんなことを言っていたから、探してはくれないだろうと思って自分で探すことにした。
銀座は無理だったけれど、日本橋なら空いていたから予約を入れた。

しばらくしたら前のお店から電話があって「他のお店が見つかった」とのこと。
なんだ、言葉が横柄だからあまり信用していなかったけど、ちゃんとやってくれたのだ。
もうほかを予約したからと断って銀座駅の待ち合わせ場所に行った。

何が起きても駘蕩としている人たちだから、私のイライラはやんわりと慰められて、日本橋に移動。
「さっきねえ、私は『ちーがーうーだろう、このハゲー』状態だったのよ」と言ったら可笑しそうに笑う彼女たちを見ていたら、あんなに怒るのではなかったと反省しきり。
しかもちゃんと代わりの店を見つけてくれたのに。

















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