2018年3月23日金曜日

ドンピシャリ

今年のわが家のお花見は25日日曜日。
「雪雀連」の山田会長といつにするかずいぶん迷った末の選択日。
去年は開花予報が4月初め。
それで予報に準じて最初の日曜日に設定したら見事外れた。
予報日の数日前からおそろしく寒い日が続いて、桜も布団に潜り込んでしまったらしい。
桜の咲かない寂しいお花見となった。                       
それにめげるような連中ではないから、三々五々集まって酒盛りをしたけれど、やはりイマイチお花見気分が出なかった。
お客さんたちは駅から家までずっと桜並木をたどってくるので、そこで花が咲いていないとずいぶんガッカリしたと思う。

その御蔭でと言ってはなんだけど、次の週、私と友人のKさんは奈良京都を歩いて満開の桜を楽しんだ。
特に吉野の桜は山全体が薄いピンクに彩られて、夢のように美しかった。
前の週が桜の予報だったので、観光客はそれに合わせて行動したのだと思う。
残念でした、その頃桜はまだ蕾。
1週間遅れと思っていた私達は、満開の花を堪能した。
しかも空いていて、静かに奈良のお寺も巡ることができた。

今年は慎重に協議。
最初は4月の第1日曜日か第2日曜日。
だが待てよ。
今年は冬が寒かった分咲くのが早そう。
しかも4月第1日曜日は会長の都合が悪い。
会長の居ない「雪雀連」はありえない。
8日にするか3月25日にするか。
うーん、難しい。

結局3月に決まった。
今年の「古典音楽協会」の定期演奏会は、会場の都合でいつもの年よりも1週間ほど早かった。
毎年3月の「古典」の定期演奏会なら、東京文化会館のある上野公園の花が見事で、お客さんたちは早めに家を出てお花見をしてからコンサートを聴くというパターンらしい。
今年はそれが出来なかったと嘆く声もあった。
だから余計にわが家のお花見は、桜なしではいけない。
しばらく様子を見ていて、ここならというところで決めたので連絡が遅くなってしまったけれど、ドンピシャ!

花見の支度はひと月くらい前から始まる。
まず冷凍食品、例えばピッツァやキッシュなどは早めに買い置く。
スモークサーモンやローストビーフなども冷凍。
間際になってから、野菜と果物、肉類を2日ほど前から買い集める。
今年はおでんをメニューにしようと思ったので、寸胴の大鍋を出した。
築地に行った時に買った牛すじを、今日から煮込んで出汁をとるつもりだった。
ネギや生姜と一緒に寸胴に入れて、点火!
あれ!点火しない。
寸胴はもう10年以上前に買ったもので、その頃わが家はガスを使っていた。
それから間もなくIHヒーターにしたのを忘れていた。

こういう迂闊なのがnekotamaの取り柄で・・・
なにが取り柄じゃ!
途方に暮れた。
大きい鍋はこれだけで、たぶん20人以上来るから小さな鍋では無理。
それで大きめの鍋と土鍋の二つで、只今出汁取りの最中。
昆布を買うのを忘れていて、なに、明日追加すればいいさ。
こういう杜撰なところもnekotamaの取り柄・・・

出汁を二つの鍋でとっていて気がついた。
土鍋の方が美味しい。
もう一つの鍋は薄いアルミ製。
なにか大量に蒸したりする時に使う。
お蕎麦やパスタを茹でる時にも使う。
それ以外に出番はないから、今日は張り切って働いていると思うので悪口言ったら悪いけど、すぐに沸点に達する以外の取り柄はない。
私と同じかも。
















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