ゴールデンウイークの高速道路の渋滞予測が当たらなかったらしい。
私も、館林にツツジを見に行くはずが、前日の予測が見事に外れたので尻尾を巻いてすごすご帰ってきた。
まだ休日ではないし天気も悪いし、前日の予測では渋滞もなさそうだから出かけようと思ったら、家を出た途端の渋滞。
私の家から橋をわたるまで、普段なら10分もかからない。
その時は40分待っても3分の2くらいまでしか進まなかった。
そのまま待っていれば1時間くらいで渋滞を拔けられたのかと、家に戻ってからもう一度渋滞情報を見たら、橋の上は真っ白、橋を拔けた途端真っ赤になっていた。
結局橋を超えてからも恐ろしい渋滞だったわけ。
連休前の平日だから、渋滞無しで出かけられると思ったひとが沢山いたのだ。
渋滞予測は今まではよくあたったから、結構頼りにしていた。
現在の情報は役に立つけれど、予測はあたらなくなった。
何故かと言うと、皆が情報を見て空いているところに殺到するからだという。
情報がネットで誰にでも見られるようになったからで、以前はセンターに電話して渋滞情報を訊いたものだった。
親切に教えてくれるからよく利用していたけれど、電話というのは空きがないと話せないから不便。
今は便利になったから、逆に当たらなくなってしまった。
それに比べて天気予報はよく当たるようになった。
おおいに助かっている。
猫が顔を洗っても、気まぐれに洗ったり洗わなかったりで、あてにはならない。
猫が人間の事情を斟酌するわけもなく。
私の母は魔女だったから、テレビの天気予報よりずっと正確に当てた。
出かけるときに母にお伺いをたてる。
卑弥呼様、今日のお天気は?
曇天で今にも泣き出しそうな空模様であっても、母が晴れるといったら晴れる。
どんなに快晴であっても降ると言ったら降るのだ。
もしかしたら、本当は降るはずなのに、母が言ったから晴れないとまずいという雷さまの事情があったのかもしれない。
母は我が家で絶大な支配力を持っていたので、それが宇宙的に広がっていたのかも。
渋滞情報が当たらなかったと、渋滞研究の東大の先生がテレビでからかわれていた。
予測はあくまでも予測。
その予測を見て裏をかこうというひとが多かったので、今年の渋滞は上り車線も下り車線も同じように渋滞したそうだ。
空いているというところに殺到したそうだ。
連休中、東名高速道路が渋滞しているときに、新東名はガラガラだったらしい。
海老名から伊勢原まで東名は50分を要し、その間3キロほど距離が長いけれど新東名は10分で拔けられた。
この番組を見た人たちが次は新東名に殺到し、東名がガラガラなんて・・・ことにはならないでしょうね。
コメンテーターとかいうひとが、どちらを使っても料金は同じなの?って。
3キロ長いから高くなるんじゃないの?って・・・
ゲート作ったり計測器置いたりすることを考えたら、そこにひとを置かないといけないこと考えたら、料金が同じのほうがよほど経済的だと思わない?
たった3キロで。
もっともいらぬ施設を作って天下りを救済するのは、天上りの人たちの常套手段。
3キロも長く走って料金同じだから、ありがたいと思え!
ははー、おありがとうごぜえますだ、お代官様。
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