2022年9月16日金曜日

かゆいはなしだから読まないほうがいいかも

動物を飼っていない人たちは 今回の私の猫蚤騒動を読んで気持ち悪いと思ったでしょう?でも犬でも猫でも飼った経験があれば、たいていこのような目に一度はあっていると思う。

猫の首に滴下した薬が効いたのはどうやらメスの野良とうちの老猫、もう一匹のデブオス野良はいまだに盛大に痒がっているから効いていないらしい。効かないとなると次の手段を考えないといけない。今年の春まで2匹の野良は寒い日には家に入れていたので、それほどひどい状態ではなかった。オス猫もこざっぱりとして可愛かった。

オス野良は毛が密集していて薬を滴下するときに地肌まで届かない。この薬は肌から猫に染み込んでその血を吸った蚤がやられるという筋書きになっているから、毛が邪魔して流れ落ちてしまえば効能は期待できない。メス野良は地肌に滴下できたのでたぶん効果が出ていると思う。猫にも毛深いのとそうでないのといると発見したのが今回の成果。なんの役にも立たない研究発表でした。

首輪自体がノミ取り薬でできている強力なのもあるけれど、それをつけると本体の猫が弱ってしまう。それで首輪を数個に切ってそれを他の紐などで首に巻く。それでも相当強いらしい。でも今回は背に腹は変えられず、オス野良にはその首輪をつけてもらおうと思っている。

まだ飼育の知識が浅かった頃、4匹の猫たち全員にノミ取り首輪をつけた。数日すると猫たちが首をたれてうずくまってしまったので大慌てだったことがあった。獣医さんが1本の首輪を切分けて首に巻いてくれて猫たちはやっと元気を取り戻した。今回は栄養状態が良く大きなデブさんだから、1本でも大丈夫かも。それは獣医師と相談。

メス野良はそろそろ涼しくなったので家に入れてもらえるのではないかと期待しているらしい。けれど彼女を入れると巨大ノミ猫も一緒についてくるのでまだ許可していない。このメス猫は非常に賢く何をやってはいけないかを人の表情からすぐに読み取る。可哀想だけれどまだベランダでダンボール生活、寒くなる前に考えてあげないと。

家の中は盛大に煙を炊いて消毒、こちらがやられてしまわないかと思ったけれどまだ生きております。早くも効果は出て、やっと平和な日々が帰ってきた。もう1回燻せば完璧になりそうで本当にホッとした。私の噛まれて腫れていた足もだいぶ良くなってきた。飲み薬の作用で眠り続けていたので体重が増えてしまった。これからダイエット、やっと落とした体重は、戻りは超スピード。しかも太り始めると食欲が抑えられなくなるのが不思議なのだ。

蚤みたいに小さな虫に振り回されていると、もっと小さなウイルスに振り回されたここ数年のことに思いが及ぶ。結局人間は少しも強くないのだ。ウイルスと人の免疫細胞が戦っているだけで人間自体はなすすべもなくハラハラして戦いの行方を追って怯えているだけ。情けないけれどそれが人間の手の及ばないところ。研究者たちだっていきなり現れた病気の解明は一筋縄ではいかない。時間がかかる。最近やっと治療薬ができたのでコロナ禍も終りが近づいてきた(かもしれない)とWHOから発表があったばかり。コロナそのものが終わるのではなくて人類との共存が始まったというべきだから、完全に危険が去ったわけではない。

人間は大きい人のほうが強い、あるいは強そうに見える。しかし危険は相手の大きさとは関係ないようだ。今はウイルスが一番えらい。そのためには人間は惜しみない努力をする。私達もワクチンを4回も打たなくてはいけなかった。挙句の果ては蚤に負けてしまう。私は今までものすごい数の猫と一緒に暮らしてきたのに今回のように蚤に負けたことはなかった。これはコロナワクチンのために体質が変わったとかは考えられない?単に年取っただけ?




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