2011年9月15日木曜日

ロンドンアンサンブル

去年聴きに行って感心しまくってこのブログにのせた、そのロンドンアンサンブルと共演できるとは、夢にも思わなかった。ツアー最後の小田原公演は、仕事の都合でヴァイオリン、ヴィオラが帰ってしまうので、そのエキストラというわけ。去年の印象は、楽器でこれほど対話のできるグループはいないと思って、本当にアンサンブルを楽しんで帰ってきた。しかも、あの難しい「ロメオとジュリエット」(プロコフィエフ)の戦いの場面の曲をヴァイオリンが神業のように弾いたのが忘れられない。オーケストラで大勢で弾いても恐ろしいパッセージを、一人で完璧に弾きおおせた。チェロは若き名手で、テクニックもさることながら、音の素晴らしさに魅了された。ほとほと感心していたら、ヴィオラでいかが?と問い合わせがあって、それはもう、二つ三つ返事で食らいついた。なんといっても自分よりはるかに上手い人たちと弾けるのは僥倖で、絶対引っ張っていってもらえると思うから、もう本当に楽しみに待っている。フルートのリチャード・スタッグ氏が編曲した「展覧会の絵」(ラヴェル・ムソルグスキー)がメインだそうで、今朝楽譜がメールに添付されて届いた。
ところが、ファイルの形式が違うため私のパソコンでは印刷できないことが判明、大慌てで陰のブレインのミスターパソコンにファイルをかえてもらって、やっと印刷終了。それも時々サイズがまちまちになって、そのままでは用紙からはみ出してしまうのを、サイズを変えるという、私にとってはほとんど不可能なことをやり遂げて足元を見たら、印刷を失敗した紙の山ができていた。それでも音符の大きさはまちまちながら一応楽譜は出来上がった。これでなんだかひと安心してしまった。いかんいかん、これからちゃんと練習しなければ。

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