2016年2月23日火曜日

またスッタモンダ

私は世に知られたスーパーおっちょこちょい。
ウルトラ・ハイパーおっちょこちょいの名誉称号もいただいている。

又してもやってしまった。

今月は車の車検があって、先日工場に入れてきた。
色々相談しながら修理箇所を決めた。
担当者が元メカニック出身なので、大変心強い。
それに走りに対する意見が合うのも嬉しい。
タイヤはそろそろ交換時期とも思うので、相談してみる。
前回の点検の時に溝はまだしっかりしているけれど、微細な亀裂が入っていると言われた。
今すぐどうという事はないけれど、念のために交換した方がいいかと。
それでも大変お金がかかるので先延ばしにしていたけれど、安全の方が大事だからこんなところをケチって事故がおきるといけないから、交換してもらうことにした。
そういう風に先方は、古くなると車にお金がかかるので、むしろ新しい車にした方が良いと思わせて、買わせようとする魂胆かとも見える。

工場に行く度に、自動制御でブレーキのかかる車を見せられて、試乗する羽目になる。
毎回、これは良いわねと言いながら、スルーしてきた。
自分の技量に絶対の自信があるわけではないけれど、こんなアナタ任せの車に乗ったら、もしそうでない車に乗ったときに勘が鈍って事故らないだろうか。
四方八方に気を配りながら運転する、その緊張感が好きだし。
逆に運転がつまらなくなったら、気が緩みそうな気がする。
今回も担当者の運転で、壁に衝突するまでブレーキを踏まないパフォーマンスを見せられた。
助手席で見ていたらドキドキ。
でも結局彼は、ついブレーキを踏んでしまったような気配があった。
身に染み込んでいる危険に対する反応は、こういう車に乗っても変わらない。

修理の見積もりを出され、とにかく費用が高いので、あれもいらないこれもいらないと枝落とし。
かなり費用が抑えられた。
先日修理代の前払いというか手付金の様なものとして、Eバンクから7万円を振り込んであったはずなのに、すごく沢山の請求。
「それは前の振り込みの分を入れてなの?」と聞くと「振り込みましたか?」と逆に聞かれた。
たしか数日前に振り込んであると説明すると、あちらは怪訝そう。
いつも振り込む会社なのに、部署が違うので変だなとは思ったけれど、同じ系列の会社だったので迷わず振り込んでしまった。
これが「スーパー・おっちょこ」たる所以。
この少し変を確かめる手間を省くので、後で大騒ぎすることになるのは、長年の経験から分かっているはずなのに。

これが大きな間違い。
同じ系列で番号が下数桁一緒。
だから私も疑わなかった。
あわててEバンクの相談窓口に電話すると、その場合、組戻しという作業を行うので手数料がかかるそうで、会社内でなんとか出来るようならやってもらうようにと指示された。
次の日、車の担当者に電話すると、出来るとは思うけれど今日は休日なので、又あしたと言われる。

現行員の冷静な態度とは裏腹に、私のドキドキは静まらない。
不明な振り込みをもらった会社は、そういう時には一体どうするのだろうか。
ラッキー!なんて言って利益に組み込むのかしら。
世の中では雀の涙の金額かも知れないけれど、私には大金。
組み戻しには手数料がかかる。
せっかく手数料のかからないEバンクにしたのに、これではね。

これから預金の利息もますます安くなり、恐ろしい高齢者社会になっていくのに、こんな事では先が思いやられる。
銀行の相談窓口の女性に、電話を切る前にやんわりと釘をさされた。
「次にご相談の時には、お手元にカードなどを揃えてお電話ください」
なにか聞かれる度に飛び上がって、カード探したり、パスワードが思い出せずうんうん言ったり。
こういう窓口の人は、忍の一字で仕事しているのでしょうね。

もう1人の犠牲者は、この工場のメカニック氏。
毎回左右のミラーの動きがおかしいと、苦情を言って点検してもらっていた。
ところがいつでも異常なしと言って返される。
私が操作すると、カクンカクンと変な音を立てて止ってしまうので、窓から手を出して手動で出し入れしていた。
又異常なしってなんなのよと、プリプリしながら次回もクレーム。
今回、メカニックさんが目の前で操作してくれたら、いやはや面目ない、私はずっと違うボタンを押していたのだわ。
それでもミラー関係のボタンだから、動きはするけれど。
ここの工場も忍のご一同様でした。

間違えた振り込みは、会社内で処理できるとのことで、めでたしめでたし。
めでたかったのは私1人で、担当者は大汗。
こんな客にもニコニコしていなければならないとは、申し訳ない!




























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