2016年4月19日火曜日

伊藤若冲展

生誕300年記念 若冲展のポスター

若冲を初めて見たのは週刊誌の中の写真だった。
殆ど日本画の知識も趣味もなかったので、衝撃だった。
これが日本画?

日本画と言えば物静かなイメージ。
しかしなんとまあ、この絵は陽気で変わっていて、これは大変な絵であるわいと、興味が湧いてきた。
そして周りの絵画好きに「若冲って知ってる?」と尋ねると、なんだ、皆知っているじゃない。
有名だったのだ。

知らなかったのは私だけ?
それからは夢中になった。
構図の面白さ、発色の素晴らしさ、野菜や鶏、はてはゾウまで素材の荒唐無稽さ、ただ者ではない。

どんな人かと思ったら、八百屋さんだったからモデルの野菜には事欠かなかった。
財力にまかせて絵の具も絹布も最高級。
だから少しも色褪せない。

ついに京都まで若冲を追い求め、人に揉まれながら必死で野菜の絵巻物を鑑賞、我ながらあきれたものと思った。
その後は香川県の金刀比羅神社が襖絵を100年目に公開するというので、飛行機で飛んだ。
若冲の花の襖絵。
色々トラブルがあって神社にたどり着いたけれど、襖絵の照明が暗くて、良く見えない。
それでも見たぞー!という達成感のみすごかった。

今度は東京都美術館。
なるべく空いている平日の朝から並ぶか、閉館すれすれにいくか、悩んでいる。

http://jakuchu2016.jp/ 若冲のページはここ。















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