2016年4月10日日曜日

心の痛むこと

私は今年は珍しく春でも元気。
ところが私の周りは病人続出で心配ばかりしている。
頑健なかなり年下の友人がダウンしたというので、きっとこんな顔で寝ているのだろうなと想像して・・すごく心配しているんです。
早くよくなってくださいな。

もう1人は少し年下の人が急病で、その後消息がわからない。
たぶん病院にいるのではと言う、心細い情報が飛び交っている。
その人は美人でちょうどこの子みたい。
もちろん上の人もいつもはとても素敵なんだけど。
上の写真とこの子は同じ猫ですが、寝顔がひどいと評判の美猫さん。

あの人もこの人もと健康不調を噂に聞いて、心痛めている。
私も今年の2月、超絶体調不良の時があって2キロほど痩せて、しめしめと思っていたけれど、じりじりと回復の方向にいっている。
歳なりの故障はあるけれど、今年はまあまあ。

いつも10年おきくらいに大病をすることになっているので、来年辺りが危なそう。
なにしろ自慢じゃないが、三大疾病に始まって、ガンの手術もしているし、もの忘れはひどいし(これは歳のせい)がたがたの身体で突っ走るから、元気そうに見えてもいつなんどきバッタリくるかわからない。
そのわりに呑気なのは、今までの経験からいくら心配しても治るときが来れば治るものだと、ハラをくくれるようになったから。
病気というのは人生をリセットできる、重大なポイントようなもの。
その都度生き方が少しずつ変わった。

それで今はこんな風に、デンと構えていられる。
ええーい!矢でも鉄砲でも持ってこい!なんて。
私の友人の中でも1番深刻なのは、先頃ガンの摘出手術をして抗がん剤治療真っ只中の女性。
髪の毛が抜けたと言うから、綺麗なシフォンのターバンを見つけて持っていってあげた。
さぞグッタリしているだろうと思ったら、ツヤツヤして元気に動き回っている。
お昼ご飯まで作ってくれて、どちらがお見舞いに行ったのかわからない。
良く笑い良くしゃべる。
これでは病気も逃げ出すのでは。

友人達の中にガンの手術を受けた人達が沢山いるけれど、一様にみな肝が据わっていて、平然としている。
私もガン宣言を受けたとき、1週間ほど悩んで死と向かいあってみたら、なんのことはない、全然思い残すことなんて無いことに気がついた。
それにベッドに猫が寄り添ってくれて、優しく肉球で顔を撫でてくれて、涙が出るほどうれしかった。
それが嬉しくて、その時点ですっかり肝が据わった。
動物ってほんとうに人の気持ちがわかるのが神秘的と言える。

私が1番危機的だったのは、10年程前のガン発病の前後。
ガンはまだしも、突然死の危険のほうが大きかった。
あの時に死ななかったから、あと百年は大丈夫かも知れない。
それは恐ろしくはた迷惑だから、切りのいいところで引き上げますが。

私の大切な友人のみなさん、くれぐれもお大事に。
















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