2016年8月23日火曜日

北軽井沢ミュージックホール

去年から始まった北軽井沢でのコンサートは私の仲間たちが集まって、来る9月3日、第2回目を迎えることとなった。
2回も続けばいいと思っていたら、来年はいよいよ本格的に北軽井沢ミュージックホールを使って開催できるような話になってきた。
周りの人たちのパワーがすごくて、おたおたしていると後ろから追突されかねない。
これは来年のはなし。

間違えるといけないのでもう一度。
今年は「ルオムの森」の洋館が会場になります。

そもそも北軽井沢に音楽ホールがあるとは知らなかった。
ノンちゃんの別荘から今回の会場である「ルオムの森」の洋館に行く途中、道路わきに北軽井沢ミュージックホールという看板が立っている。
外見は古びていて見栄えもしないから、カラオケ大会でもするのかと思っていたら、なんと1968年の会館のこけら落としには、私とオーケストラの同期である秋山和慶さんの指揮で、マーラー「交響曲5番」が演奏されたそうなのだ。
かの小澤征爾さんが理事長だったとか。
由緒正しいホールだったのだ。

それで今回の演奏会がすんだら、北軽井沢の別荘に住むノンちゃんとお隣さんと一緒に会場を見に行くことになっている。
あっという間にこんな楽しいことになってしまって、北軽井沢を文化の街にしようという住人の熱意が感じられる。
「雪雀連」の会長の山田氏もお嬢さんが軽井沢にいるので、東京と軽井沢を往ったり来たり、「雪雀連」のメンバーのヴィオリストKさんも追分の半住人。
だんだんステージがあちらに移動していくような気がする。
それもいいかもしれない。
森とキャベツ畑の中でのびのびと音楽活動をするのも。

お隣さんの織物作家のOさんは若者に人気の雑誌の元編集長。油絵のHさんは教育文化映画などのプロデューサー・・・となれば、地元の文化人との交流はあっという間に広がる。
今回のチラシを、あるギャラリーにおいてもらえることとなった。
去年のコンサートのリハーサルに、高名な詩人のTさんがみえて聴いていたそうだ。
私は畑違いで、お顔も存じ上げないから、気が付かなかった。
わかっていたらただでは帰さなかったものを。
なんだかやくざのセリフみたいだけれど,お話ししたかった。

ルオムの森のオーナー夫妻は次々に企画を実行していく。
パワーがすごくてめまいがしそう。
私が北軽井沢に移住したら、さぞや面白い生活が送れるのではないかと期待している。

北軽井沢というと本物(?)の軽井沢に別荘のある人は、あれは軽井沢ではないと馬鹿にする。
吾妻郡嬬恋、キャベツの産地。
なんでも軽井沢をつければいいわけではないと思っているらしく、私がそのうち住みたいと言ったら鼻を鳴らしてフン!といった人がいるくらいだから。
しかし、軽井沢とは高低差があって、先日滞在したときも、おそらく5,6度気温が低いと感じた。
森があってキャベツ畑が広がっていて、空気が清浄。

   さて9月3日のプログラムが決まりました。

1)ディッタースドルフ: ヴィオラ、コントラバスの
                 デュオコンチェルタンテ
2)中田喜直:      ピアノ連弾「日本の四季より 
3)ロッラ:        ヴァイオリン、ヴィオラの
                 デュオコンチェルタンテ
4)グリーク:      ピアノ独奏「ホルベア組曲」より
5)バッハ:       二つのヴァイオリンの協奏曲
6)パッヘルベル:    カノン
7)ラヴェル:       ボレロ

プログラムを見るとお分かりになるように、2重奏曲(なんとピアノも)が並んでいます。
タイトルは「2人で弾けば怖くない」あるいは、「2人で弾くと怖くなる」
どちらになるかは当日の演奏者のコンディションと気が合うか合わないかによります。
最後の二曲は「雪雀連」オーケストラと称して全員の演奏です。


暇で退屈しておられる方、何もすることがなくてお金の使い道がない方。
連れだってお出かけください。
当日会場でお待ちしております。
くどいようですが、この日の会場はまだ「ルオムの森」です。
畑のなかでわかりにくいので、ムジナに化かされないよう、お気をつけて!
たどり着けたらめっけもの・・・なんていうと誰も来てくれないかな。





























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