2016年8月27日土曜日

二十歳過ぎてるのに?

今日は日テレ24時間テレビのマイクテストとリハーサル。
小雨の中、武道館へ。
この番組とは長いお付き合いだから、毎年お声がかかるとうれしい。

今年のメイン司会者予定は先日女性を暴行した容疑で逮捕された、高畑裕太容疑者だった。
(この部分訂正、メイン司会者ではなく単なるコメンテーターだったとか?)
ここ数日、日テレ内部ではてんやわんやの大騒ぎで、さぞスタッフたちは苦労したことと思う。
長丁場だから、セリフや動き、立ち位置、ビデオ画面など、きちんと割り振られていたと思うのが、一人でも交代すればそれらがすべてやり直しとなる。
代役をふられた人は今頃セリフや動きを体に叩き込むのに。大わらわだと思う。
本当にバカなタレントのために、どれほどの人が迷惑をこうむったことか。

そして連日カメラの前に母親の高畑淳子さんが涙顔を見せている。
それは気の毒だとしか言いようがない。
二十歳を過ぎている息子のために、母親がなんでさらし者になるのか理解不能。
しかも母親の言葉がまるでセリフのようだとか、涙をこぼすタイミングがどうの・・・と言う人も。
はい?あなた、そんなことなんの意味があるの?
コメントを求められたほかのタレントや評論家なる人種は、それはある意味商売だから、何か気のきいたことを言わないといけない。
それにしてもいい大人たちが、こんなおバカなタレントの問題をいかにも重大そうにコメントなさるとは、世も末じゃと嘆きたくなる。

母親は子育てを間違えたと言っているらしいけれど、だれだって子育ては初心者の時期があるのだから、どう育つかは二十歳から後は自己責任。
母親のせいにするけれど、学校の影響かもしれないし、友人のせいかもしれない。
とにかく本人がノータリンであることは間違いなく、そんな人が犯した犯罪をこれほど大騒ぎする意味はなにもない。

気になるのは被害者の女性であって、母親がマイクの前で泣いて見せたところで生涯心の傷は癒えない。
どれほどの恐怖を感じたことか。
世間が騒げば騒ぐほど、本人は傷つくと思う。
そのうち、あることないこと被害者を中傷する輩も、必ず出てくると思う。
他人の悲劇を自分たちの興味にすり替えるゲスな言動はやめてもらえないかなあ。

本人は責任をしっかりととって、ほかの人たちはそっとしてあげられないものだろうか。
本人の録画をテレビで見ても、なんのオーラもない普通のおにいさん。
あまり頭がよさそうでもなく、どこといってとりえもなさそう。

もしかしたら、本人もそのことが分かっていて、役者稼業がつらかったのでは?
母親の七光りでこの世界に入って、おかげで仕事も順風満帆、売れっ子になったけれど自分にそれほどの才能があるわけではないとわかっていれば、ちょっと辛いかも。
死ぬほど努力すれば話は違ったと思うけれど、それほど根性がありそうにも見えない。

とにかく母親を泣かすなんて、この大バカ者が!!!





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