同じtamaを名乗る「tamaトラ」ブログが面白い。
こちらのブログ主は同じtamaでも、nekoではなくトラらしい。
想像するに、トラのような人物ではないかと。
真夜中に月に向かって咆哮する。(オオカミと混同?)
頭が虎刈りとかいつも酔っぱらっているとか・・・も考えられる。
夜中にネズミを追いかけて捕まえるとか・・・
最近の興味深い記事はこちら。
トレーラーの運転。
http://tamatora.36nyan.com/?p=5878
私の家に入ってきた人は、玄関先にでんとおかれた大画面のパソコンにびっくりする。
そしてもう一つ、そのパソコンに繋がれた怪しい車のハンドルを見て「これはなんですか?」と必ず訊かれる。
それはユーロトラックシミュレーターというゲームのためのハンドル。
tamaトラにも出てくる。
ヨーロッパをトレーラーを運転して物を運んでお金を稼ぐという、本物さながらのリアルなゲーム。
まず仕事を探すと数種類の求人が出てくる。
例えばザルツブルグからウイーンへ、木材や鉄などを運ぶ仕事。
その際、トラックは借りるのか購入するのかを選ぶ。
何ユーロもらえるかのギャランティーも表示される。
納得すれば仕事開始。
運転を始めると、実際の風景を使ったと思われるものすごくリアルな画像が出てくる。
もちろん右側運転で左ハンドル。
長い荷台のトレーラー。
なれないとくねくねして、運転しにくい。
始めのうちはガードレールに接触したり、土手に乗り上げたり、さんざんな目に合う。
そのたびにトラックが故障して、工場に行くように指示が出る。
修理をすれば修理代がギャラから引かれる。
距離が長くなると途中で休むように指示される。
時には宿泊しろとか、ガソリンを入れろとか、そのたびにお金がかかる。
お金が無くなると、銀行へ行ってお金を引き出すように言われる。
一度道を間違えて後戻りしようと思ったら、後続車が続々と来て退路をふさがれ、そのうちにガードレールに挟まれ二進も三進もいかなくなった。
しばらくすると夜になってしまって雨と雷にたたかれ、さんざんな目にあったときには、本当に泣きたくなってしまった。
このゲームのすごいところは、積み荷によってアクセルやブレーキの効きが違ったり、路面の衝撃などもリアルに伝わってくるところ。
土手にぶつかってドシーンという衝撃なども、本物さながら。
分岐を間違えてしまうと、どうやって戻ったらよいか考える。
たいてい立体交差になった道路だから、これが至難のわざ。
しかし、それはほんの序の口。
一番難しいのは目的地に到着して、バックで駐車するとき。
トレーラーは運転席と荷台が別になっていて、動きが普通の乗用車のものとは全く違う。
乗用車はハンドルを切れば、直接タイヤに伝わってくるけれど、トレーラーの場合、荷台は連結されているために、独自の動き方をする。
ハンドル操作は、乗用車などとは反対の方向になる。
しかもくねくねとして始末が悪い。
ほんの少しハンドルを切っただけで大きく反対方向に行くので、とてもデリケートなハンドルさばきが必要になる。
切っては戻し、切っては戻しのくり返し。
そのうちに混乱してきて、斜めのまま駐車してかろうじて許されることもある。
悔しいからまっすぐに直そうとしても、どんどんわるくなったりする。
tamaトラ記載の、この動画。
落ち着きはらった熟練の技。
繊細な運転技術が見られて、実に面白い。
土手をバックで1キロも進む。
私だったら脱輪は避けられない。
町中では立ち木を何本もなぎ倒すに違いない。
私はゲームであっても運転の難しさを経験したので、心底感心した。
このトレーラーの走っているところはどこかなと考えた。
242号線は京都付近。
302号線、標識の金山、道路に描かれた常滑知多、鳴海の文字からして愛知県の名古屋付近かな?
動画をストップさせては拡大鏡でしげしげと眺めた。
そうしたら最後に見つけたのは、トラックが出発する場面で名古屋の会社名が。
えらく遠回りしてしまった。
最初からこれに気が付けばなんのことはなかったのに。
私は建築現場や工事現場で大型特殊車両の操縦を見るのが好きで、立ち止まって惚れ惚れと眺める。
これは機械やだった父親の血が入っているからと思われる。
自分でもやってみたいけれど、腕力や身長がないので大型は扱えない。
だから尚更尊敬する。
0 件のコメント:
コメントを投稿