2019年6月26日水曜日

又、失敗!

いつもセカセカとしているので、自分の思いもよらぬ失敗をしでかすことが多い。
北軽井沢で働きすぎて足首はパンパンに腫れ上がっていた。
布団の整理などするために一日に何回も階段を上り下り。
重たいものを階段からおろしたり、布団を上から蹴落としたり、いつもの何倍もの働きをした。
おかげで体のアチラコチラが痛い。
上半身は日頃楽器を弾くことで随分鍛えられているようなのだ。
肩や腕が痛むことはめったにない。
下半身が弱い。
毎日散歩はするけれど、やりすぎると足首や膝に来るから適当にやっている。
筋トレに行っているけれど、楽器の練習のように毎日するわけではない。
それで、今回の家の片付けで身体中ミシミシと軋んでいる。

帰宅してから寝てばかり。
今日も昼過ぎにちょっと横になったら、午後の4時まで眠ってしまった。
目が覚めたら黒猫ヤマトさんからメールが入っていて、お届けに上がりましたがお留守なので持ち帰りました、と。
その時間、私家にいたのですがねえ。
たぶん爆睡していて、チャイムの音にも気がつかなかったのかと。

夜、ちゃんと眠ればいいものを、夜中に目がさめるとすっきりしていて、本を読んだりお茶を飲んだり。
夜明けまで楽しく過ごす。
これがいけない。

電話して荷物の再配達を頼んだ。
ヤマトのおにいさんは近くにいたらしく、すぐに配達してくれた。
あ、さくらんぼ!
この季節、毎年同じ人からさくらんぼをいただく。
今年もそんな季節になったかと蓋を開けて一つつまむと、甘酸っぱい瑞々しい味が舌から鼻を拔けて口の中に広がっていく。

いけない、食べるより先にお礼を言わないと。
すぐに電話をかけると「どういたしまして、毎年この季節の行事ですから」
そそくさと相手は電話を終えた。
忙しい人だからなにか用事があるのだろうと、なおも一つつまんでは口に入れ、次々と箱の半分食べてしまった。

届いた箱の宛名を見ると、ん?送り主の名前が違う。
あら、いつもの人でなく、山形でさくらんぼ農園をやっている親戚の名前が見えた。
きゃあ、どうも様子が変だった。
送ってくれた人にではなく、毎年送ってくれる人にお礼を言ってしまった。
毎年の人は、あるいはまだ送る前だったか、それとも今年はもう私に送らないつもりだったのに先にお礼を言われて、今頃、あわてて送る手配をしているかもしれない。
あるいは家族の誰かが手配したと思って確かめている最中か、何時の間にか送られているから私を送り先から削除しているか、ええ?どうなってるの状態なのか。

思い込んでいたからためらわず電話をしてしまったけれど、これが催促のように受け取られたらどうしよう。
食べながらクックと笑ってしまった。
どちらでもいいわ、とにかく美味しい。
それにお礼を言われた人は、私がいかにドジであるかよくご存知で、これしきのことでは驚かない。
もっとひどいことをしても笑って済ませてくれる。

とかくオッチョコチョイというものは、騒動の種。
それでも悪気が無いから許してもらえるけど。
いや、悪気が無いだけに始末に負えないのかも。

この年になってもこの体たらく。
しかし、美味しいなあ。
もう箱のあらかたが消えて、次の箱に手が伸びる。
























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