2021年10月13日水曜日

今日も雨

 絶対晴れ女の栄冠を返上。2日も雨に降られっぱなし。

今年払いすぎていた住民税を返すという連絡が入ったので町役場まででかけた。雨で散歩もままならないからドライブを楽しもうという魂胆。町役場までは25キロほどもある。今まで慌ただしく行き来していてゆっくり街を見る機会もあまりなかったから、今日は知らないレストランでも探してみよう。

午前中にでかけたので途中でランチの計画。走り出すと霧まで出てきて、何という素晴らしいドライブ日より!一度だけ町役場に行ったことがあるものの、そのときはお隣さん同伴だったから道を覚えていない。途中で街の施設の支所などに引っかかりながらやっと辿り着くと、想像だにしなかった立派な町役場に生まれ変わっていた。スッキリと緩やかな曲線を描く外観。今は周りの山と釣り合っていないけれど、そのうち人口が増えればという思いで建てたのかもしれない。職員の数もまばら。

今年も去年も町の施設を貸してほしいというと断られたのに、ちゃっかりと住民税だけは取られるので今日は少し話し合いをしたいという魂胆もあった。去年と今年の2年間、コロナ感染を防ごうという必死の姿勢が見えるからゴリ押ししなかったけれど、町民は施設を使っている。部外者はだめということで涙を飲んだ。それなのに、住民税?しかも過剰請求されてはちょっと物言いたくなるのは無理もないでしょう。他府県の人はウイルスを持ち込む悪い人、自分たちは大丈夫とは言い切れないからこの姿勢はもはや改善の必要がある。初期の訳のわからないコロナの振る舞いは随分解明されてきたから、予防策も改善されてワクチンも行き届いた今、よそ者排斥でなくそれぞれが自己責任で予防すれば、こんな空気の良い広々としたところでは随分安心だと思う。けれど、町のコロナ対策委員会というのがあって、そこの上の人たちが決めるのでと言いながら職員が天を指差したのにはびっくりした。日本独特の上下関係が露呈した瞬間だった。

職員は皆非常に親切で、混み合っていないから丁寧に対応してくれた。コロナ関係の縛りはどういう状態なら解除されるのかは「下」の人たちにはまだわからないらしいけれど、来年には私は施設を使わせていただきますからよろしくとお願いしてきた。今年弦楽アンサンブルの生徒たちが合宿をしたいというから準備していたのに施設が借りられず涙を飲んだ。来年は新しいこの役場を    東京もんたちに見せてあげようではありませんか。若者たちであっても私の生徒たちは常識のかたまりだから、けっして非常識に振る舞わない。それが証拠には、誰一人として私の周りにコロナ患者は出なかったのですよ。

役場からの帰り道、お蕎麦でも食べようかとそば屋に寄ったら定休日で巨大な犬がお出迎え。お蕎麦はだめでも大好きな大型犬と戯れたのが収穫、次のレストランが開いていたので入ってみた。ちょっとエキゾチックな装飾なのでどこの国の?と訊いたら無国籍だって。ランチはひどく不味くここはバツ。私の料理より不味いお店に入ったのは久しぶりだなあ。夕方、近くの温泉に行ってたっぷりの熱いお湯に浸かって命の洗濯をした。


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