2021年10月13日水曜日

これ、だーれだ!

 



この写真は先日美容院でストレートパーマをかけたときのもの。担当美容師のKさんのカラーリング、最高。
白髪が増えた私の髪の色の配合は1年ほどかけて我慢強く作っていただいた。私の意見も彼の意見も取り合わせ、例えば紫入れようか、黄色を消してください、もう少し明るめ、今夏回はグレーを多めに、とかなんとか。

二人共満足したのがこの色。
当分これでいきます。
ブリーチするまでもなく地毛はもう白いのが色がきれいに出る要因となっている。
そしてかなりの縮毛なのでボリュームが出すぎるのを抑えるために新しいタイプのストレートパーマをかけてみた。

以前カットしてもらっていたカリスマ美容師と呼ばれた人は、私がパーマかけたいと言ったら「こんな毛にパーマかけてどうするんだよ。手に負えないぞ。うちに毎日来るならかけてもいいけど」散々な言われようだった。そのくらい癖がひどくて子供の時から母が嘆いていた。

しかし、技術は進歩した。今回のパーマはKさんがわざわざ大阪まで出向いて新技術を習得してきたので、以前のストレートパーマのようにぺちゃんこにならない。ふっくら感は残しつつボリュームを抑えるので自然でなおかつ扱いやすい。生まれてはじめて自分が自分の髪の毛をコントロールできるようになった。
今は後ろでまとめて低めの位置でポニーテール。

試行錯誤の最中にはボサボサになった白髪交じりの髪の毛の扱いに手こずった。
髪の毛がまとまらないと余計に老けて見え、だらしなく見える。
このパーマの素晴らしいのは、効果が長く続くらしいこと。1年持つと言われたのでご機嫌なのだ。

髪の毛の前の方の顔、これはパーマもかけられないし化粧もしないから見る影はないけれど、今はコロナ感染対策でマスクを常用しているとなると、これで随分助かっていることもある。口紅をつけなくてもいいのが何より良い。どうも唇になにか塗るというのは気持ち悪い。仕事に行くときには仕方がない、ぬっていくこともあったけれど、ここ2年は口紅がどこにあるのかわからない。どうしても塗らなければならないときには見つからないから100円ショップで新しいのを買うことになる。

美人というのはつまり骨格の良さなので、骨格の悪い私は化粧品を塗ろうと塗るまいと同じこと。以前口紅を忘れて仕事に行った。本番前に慌てて放送局の売店に買いに行った。
「色はどうなさいます?」店員さんが言うから「なんでもいいの、塗ってあればいいのだから」と言ったらえらく怒られた。「なんでもいいじゃありません!」

コロナ時代に知り合った人々はこの事態が収まってマスクを取ったら、随分お互いに印象が変わるのではないかと思っている。口元の印象は表情に影響が大きい。目が素晴らしくきれいで好きになった人がマスクを取ったらなんだか下品な口元だったりしたら・・・百年の恋もなんとやら。運命変わるかも。

私はタレントの木村拓哉さんが苦手だった。なぜかと言うと彼は口元を歪める癖があって、それが下品に見えて嫌だった。ずっとそうだったので、それは変わらいのかと思っていたら最近誰かに言われたのか、自分で気がついたのか、口を普通にするようになったら案外いい男だと気がついた。あの口の歪みは何だったのだろうか。もしかして自分で格好いいとおもってやっていたのかしら。せめて奥さんが気がついて注意してあげればよかったのに。

マスクが全廃になる日、何組かの恋人の別れがあるかもしれない。新しい恋の可能性もありうるから、蓼食う虫も好き好きだし、あまりご心配なさらないように。









0 件のコメント:

コメントを投稿