2017年11月11日土曜日

続いては

先週の木曜日にデュオ・コンサートが終わって息つくひまもなく、明日は弦楽トリオの本番。
疲労がピークに達していて、いささかまいった。
コンサートをやってのけるのは命を削るようなもので、マネージャーなしでの今回は今までで最もきつかった。
会場が150名のキャパしかなくて、マネージャーをつけると赤字になってしまう。
それで全部自分たちでやってのけた。
会場探しから予約、チラシやプログラムの印刷の依頼、原稿書きから校正。
その後チラシの発送、予約の確認など、することは山ほどあって、本番の1週間前には疲労と緊張で二人共顔色が悪かった。
本番にはお客様も沢山来てくださって、演奏も思ったようにいって満足するものだったけれど、その後の疲労感は姿勢を保つのも億劫といったところ。

明日の本番は帝国ホテルでのメモリアルコンサート。
法曹界で長年活躍されていたY氏を偲んで、縁のあった人たちが集まって演奏を聴き、ディナーを楽しむという集まりなので、天国へ行った方を祝福するためのもの。
Y氏は大変ご長寿で安らかに逝去されたので、良き人生を全うされたお手本のようだった。
音楽が大変お好きだったので、良い演奏でお見送りしたい。

演奏するのはモーツァルトの弦楽三重奏曲K.563.
弦楽三重奏曲の演奏は、他のどのアンサンブルよりも難しい。
弦楽四重奏には、もう一本ヴァイオリンがいるので音の広がりが出やすいけれど、三重奏は一本足りない分何処かにしわ寄せが来て負担が大きくなる。
それはヴィオラにだったりチェロだったり、ヴァイオリンも普通なら分けて弾けるところを一人で二人分弾いたり。
ピアノトリオならピアノが和声の部分を受け持ってくれるので、それも又問題は出てくるけれど、弦楽トリオよりはある意味でずっと楽になる。

今回は初顔合わせのメンバーだけれど、それぞれアンサンブルのベテランで、練習は非常に楽しかった。
弦楽器奏者は皆神経質で、それは何故かと言うと、ほんの僅かな音の狂いやバランスの欠如がハーモニーに影響してしまうため。
いかに和音を響かせられるかが重要なポイントになる。
それで、それぞれの技術も音色も考え方の差を合わせるために、長い練習が必要になる。
今回は4回の練習と明日のステージ練習と、計5回練習をとった。

私自身は先日のコンサートの疲れが出てきているので絶好調ではないけれど、他の二人のベテラン奏者がいるので大船に乗った気持ちでいる。
かれらは研ぎ澄まされた感性を持っていて、それはそれで怖いところもあるけれど、私はどんなことがあっても拾ってもらえる安心感がある。
今日はあまりの疲労で、いつもより睡眠時間が多くなってしまって頭が痛い。
本当ならリサイタルの後は温泉にでも行ってまったりしたいところ。
でも今回のトリオのメンバー全員のスケジュールが空いていたのは明日だけで、しかもY氏の月命日という偶然がかさなったので、題してミラクルコンサート。

そんな時に、モーツァルトが弾けるという幸運を逃すわけにはいかない。
たぶん私は、この曲を弾く最後のチャンスとなる。
そんな時に素晴らしい共演者と演奏できることは、本当に幸せだと思う。
願わくばMenuetの繰り返しを間違えませんように。

みなさんもご一緒にお祈りしてください。

せーの!
qうぇrちゅゆいおあsdfgh・・・・

あら失礼!私の宗派を言いませんでしたね。
ニャーニャー教です。
いえ、なに難しくはありません。
ニャーニャーと唱えたら耳の後をバッバとかけば良いんです。

では、ご一緒に

ニャーニャーニャーニャーバッバニャーニャーニャーニャーバッバ
お上手です。
では続けましょう。
ニャーニャーニャーニャーバッバニャーニャーニャーニャーバッバ・・・・・・・・・・・・

ありがとう、元気がでました。


























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