先日東京文化会館へ、チェロのコンサートを聞きにいった。
奈切敏郎チェロ リサイタル
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第1番 op.5-1
ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 0p.38
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 0P.119
奈切敏郎さんとは時々一緒に弾いていただいたり、彼の主宰する東京ベートーヴェンカルテットのコンサートを聴かせていただいたり、夏に「くにたちの会」でほぼ毎年顔を合わせる間柄。
日本フィルハーモニーのチェロのトップ奏者として活動してきた。
日本フィルに入団と同時に「奈切弦楽四重奏団」を結成、その100回目のコンサートで「東京ベートーヴェンカルテット」と名前を変えて、その後32回目のコンサートを今年の8月に予定している。
今回のリサイタルは曲の構成のバランスが私好みで、非常に興味深く拝聴した。
若々しいベートーヴェン、重厚なブラームス、いつもワクワクするプロコフィエフ。
ピアノの市川直子さんは、非常に達者でラインがはっきり出ても決してチェロのじゃまにならず、それでいてちゃんと自己主張ができるという理想的な存在だった。
奈切さんは淡々としていながら、流石にベテランの貫禄。
心地よく帰路についた。
車を走らせていると、神田付近から雪谷付近までは大工事。
車線はぐちゃぐちゃに変更されて、ピカピカと電球が光って、慣れない人はどう走っていいかわからないのではと思う。
大手町から東京駅付近の車線の変更の多いところへもってきて、工事だらけ。
タクシーでも戸惑うような感じだったけれど、私はこの道は数十年も通い慣れているので無事通過。
随分長く仕事を続けて来たのだなあと感無量。
黄色い私の日産ノート・パパゲーノはすいすい。
本当に運転しやすい車なのだ。
真っ黄色なので、駐車場でも見つけやすい。
工事の光の洪水の中でも、目を引く。
今はもう2月、クリスマスでもないのにイルミネーションみたいに彩られた道路。
この光の洪水が8月のオリンピックまで続くのだろう。
新型肺炎が蔓延し、果たしてオリンピックはうまくいくのだろうか。
日本は最近不幸なようで、政治家は無気力、気候は激変、経済は低迷、病気は蔓延。
関東、東海地方の直下型地震は、いつ来てもおかしくない時期にきているらしい。
一流国にならずとも、平和な静かな島国であるほうが幸せなのでは?と思ってしまう。
憲法改正、オリンピックよりも、迫りくる危機の回避準備に全力を尽くしてほしい。
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