2021年1月26日火曜日

ゴミ喘息

 この数日喉の調子が良くなくて寒さも寒く風邪気味で、咳が朝晩出てとなるとちょっと恐怖。コロナ感染を疑ったりドキドキ。でもそれらしい行動はしていないし、これで感染していたら市中感染を疑わないと、などとウジウジしていた。昨日ひょいと部屋の床を見たら、なんだか汚い。そういえばお掃除はいつしたっけ。

掃除機を引っ張り出してウイ~ンと部屋をくまなく掃除したら、今朝はコホンとも出ない。あらまゴミが溜まっていたんだ。数日前からステロイドの吸引を始めていたので、喉がイガイガする。咳が出ると嫌だから、お正月早々病院へ行って咳喘息の薬をもらってきた。その他咳止めや胃腸薬、ビタミン剤なども確保。度々病院へ行くのは嫌だから、先生もわかっていて、今必要ではなくてもほしいときにいちいち病院へ取りに行かなくてもいいようにと、取り揃えて処方してくれた。この時期、人前で咳でもしようものなら白い目でみられてしまうから、これで安心。

私は病院嫌いだから滅多には行かないけれど、咳には神経質。特にここ最近は足の故障や喘息に悩まされてきた。オーケストラでバレーやオペラなどのオケピットにはいる仕事をしていたときに、特にひどい咳がでたからゴミのアレルギーなのかもしれない。それなのに、部屋が汚れているのに気が付かないとは迂闊だった。

普通の主婦なら毎日の掃除は当たり前。だけど私は興味のないことは本当に気が付かない。掃除は私の興味のランクの最下位にあるから、気がつくとえらいことになっている。時々思い出したように掃除機をかける。口に直接入るもの、食器とか食材とかには気を使うけれど、ゴミごときに生活を振り回されたくない・・・と偉そうに言っても、本当はゴミは体に良くないことは猫が証明してくれる。

以前飼っていたモヤという猫はゴミに敏感で、部屋が汚れると必ずゼイゼイと言い始めたので、汚れのセンサーとなっていた。モヤは賢くて、優しく私を守ってくれた。度々ここに書いているけれど、私が乳がんの宣告を受けてウジウジしていたときに、そばに付き添って爪を出さないようにして私の頬にそっと触れてきた。大丈夫よ、しっかりして、と言わんばかりに。なのに私はゴミを溜めて彼女を苦しめていたなんて。掃除をするたびに思い出す。

レッスン室の方は客人が来るから掃除の頻度が高い。それでレッスン室で咳き込むことはめったに無い。そういうことだったのだ。そろそろレッスン室の方の断捨離を始めないといけない。溜まりに溜まった楽譜。カセットテープやCD。めったに書かないのにたくさんのレターセットが引き出しにぎっしり詰まったライティングデスク。ステレオセットなどなど。すべて処分したら部屋がスッキリする。

コロナ感染が今日は700人を切ったと喜んでいる。そしてGo Toをいつ再開するかなんて騒いでいる。馬鹿じゃないの(ほら、また腹が立ってきた)と私はテレビに向かって吠える。感染の拡大するグラフを見れば一目瞭然、誰が感染を拡大させたのかは明らかなのに。

700人という数は、とてつもない数なのに上から下がってくると少なく思えるらしい。去年は200人くらいでも大騒ぎだったのに、馴れとは恐ろしい。上昇途上の200人はこわい、下行型の700人はうれしい、でも数としてどちらが多いのか。小学生でもわかる数字なのに。これはいかん。また腹が立ってしまう。ひたすら猫のことでも考えて暮らそう。

最近ノラが友達をベランダに連れてくる。ノラの後ろから遠慮がちについてくるトラ猫。ノラがこれ見よがしにベランダから部屋に入ってくるのを遠目に見ながらおずおずとベランダの端っこでえさを食べている。時々駐車場で見かける子で、性格は温和でいつもにこにこしているけれど、ベランダまで来るとちょっと怖いらしい。ノラはお人好しで今までも他の猫を誘って来たけれど、逆にあとから来た猫に追い払われたりしてきた。今度は大丈夫かな?







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